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【2026年版】2月のビジネスメール・手紙の挨拶文例~お役立ちコンテンツ~

2026.02.03

2月初旬には、暦の上で春の始まりを告げる「立春」を迎えます。ビジネスの現場でも、手紙やメールのやり取りにおいて、少しずつ春の訪れを予感させる言葉が交わされるようになります。しかしながら、2月は一年の中でも寒さが一段と厳しさを増す時期でもあります。そのため、送るタイミングや、相手が住んでいる地域の気候に合わせて、どのような時候の挨拶を選ぶべきか、迷われる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、2月にお取引先や担当者の方へ送るメール・手紙に相応しい、時候の挨拶文を紹介します。季節の移ろいに合わせた美しい表現や、相手の健康を気遣う一言を添えることで、より一層真心の伝わる、温かみのある文章を作成してみましょう。

目次

●【メール】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉
●【メール】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉
●【手紙】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉
●【手紙】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉
● まとめ

【メール】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉

まずは、フォーマルなビジネスメールで重宝する、文頭・文末の表現から確認していきましょう。季節の挨拶をつづる際、春の訪れを象徴する「梅」や「鶯(うぐいす)」といった言葉を取り入れると、文面が華やぎ、洗練された印象を与えます。お相手への敬意と、季節の移ろいを慈しむ心が伝わる表現をぜひ参考にしてみてください。

時候の挨拶
フォーマルなメールにおいては、「〇〇の候」「〇〇の折」「〇〇のみぎり」といった漢語調の表現を用いることで、より格調高く、改まった印象を与えることができます。また、これらの時候の挨拶に続けて、相手のさらなる清栄や活躍を慶ぶ言葉を添えるのが一般的なマナーです。季節の挨拶から相手を敬う言葉へとスムーズにつなげることで、礼儀正しく、洗練された文面に仕上げましょう。


・立春/節分の候(折/みぎり)、貴社いよいよご清祥の由、心からお喜び申し上げます。(2月初旬~中旬)
・春寒の候 (折/みぎり)、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。(2月中旬~3月)
・梅花/梅鴬の候(折/みぎり)、貴社には益々ご隆昌の段、大慶の至りと存じます。(2月全般~3月)
・向春の候(折/みぎり)、皆様におかれましては一層ご健勝のことと拝察いたしております。(2月全般)


結びの言葉
文章の締めくくりにおいては、文頭で用いた表現との重複を避けつつ、季節に寄り添った言葉を添えることで、結びの挨拶がより一層引き締まった印象になります。2月は、一年の中でも寒さが特に厳しい時期です。相手の体調を気遣い、ご自愛を願う一言を添えることで、ビジネスの事務的な文面の中にも、温かみと思いやりのある余韻を残すことができるでしょう。


・厳寒/残寒の候 (折/みぎり)、健康には十分ご留意ください。
・春浅の候(折/みぎり)、皆々様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
・余寒なお厳しき折柄、風邪など召されませぬようご自愛ください。
・三寒四温の時節柄、ご自愛専一にてご精励ください。

【メール】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉

頻繁に連絡を取り合うクライアントや親しい間柄の方へは、少し柔らかな口語調の時候の挨拶を用いることで、より親近感の伝わる文面になります。ここでは、日常的なビジネスメールにも自然に取り入れられる、親しみやすさを込めたカジュアルな挨拶と、結びの表現を紹介します。

時候の挨拶
カジュアルな挨拶を用いる際も、季節を感じさせる言葉に続けて、相手の企業の発展や担当者の活躍を喜ぶ言葉、あるいは体調を気遣う一言を添えるのが、ビジネス上の好ましいマナーです。こうした配慮を重ねることで、親近感の中にも、相手を大切に想う気持ちがしっかりと伝わる文面になります。


・春とは名ばかりの風の寒さですが、お変わりございませんか。
・春の陽気が待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしですか。
・寒さの中にも春の足音が聞こえてくるこの頃、〇〇様のご活躍を拝聞しております。
・雪解けの水もようやくぬるみ、春の訪れを感じます。平素は大変お世話になっており
 ます。


結びの言葉
カジュアルなビジネスメールの結びには、春の訪れを予感させる言葉を添えつつ、相手のさらなる発展や健康を願う言葉で締めくくるのがいいでしょう。季節の移ろいを共有しながら、心温まる一言で結ぶことで、信頼関係をより深めるような心地よい余韻を残すことができます。


・暦の上では春とは言え、厳しい寒さが続きます。体調を崩されませんよう、温かくしてお休みください。
・梅のつぼみが春を知らせる季節となりました。〇〇様のますますのご活躍をお祈りいたしております。
・鶯の初音が聞かれる頃となりました。温かくなりましたらぜひこちらにもいらしてください。
・いよいよ花粉の季節の到来です。無理せずお体を大切になさってください。

【手紙】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉

公的な文書やフォーマルなビジネスレターにおいては、古くからの慣習に基づいた、格式高い表現を用いるのが一般的とされています。ここからは、相手への敬意が真っ直ぐに伝わる、改まった文頭・文末の表現について詳しく確認していきましょう。

時候の挨拶
フォーマルな手紙を認める際は、文頭に「頭語」を置き、続けて漢語調の時候の挨拶を綴ります。一般的には「拝啓」が広く用いられますが、ここでは特に敬意を表すべき相手や、格式高い場面で用いられる「頭語」もあわせてご紹介します。


・謹啓 早春の候(折/みぎり)、貴社におかれましては一段とご隆盛のことと、お喜び申し上げます。(敬具)
・恭啓 晩冬の候(折/みぎり)、〇〇様におかれましては、一層ご健勝のことと拝察いたします。(謹言)
・粛啓 紅梅の候(折/みぎり)、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。(謹白)
・謹白 春雪の候(折/みぎり)、貴社ますますご繁盛の由、大慶至極に存じます。(頓首)
・謹呈 雪解の候(折/みぎり)、〇〇様にはいよいよご清祥のこととお喜び申し上げます。(敬白)


結びの言葉
フォーマルなビジネスレターの結びにおいては、冒頭の「頭語」に対応した正しい「結語」を用いるよう注意を払いましょう。季節の趣を感じさせる言葉を添えた後、相手のさらなる発展や、今後の厚誼(こうぎ)を願う言葉で締めくくることで、礼節を重んじた誠実な印象を与えることができます。


・(拝啓)残雪の候(折/みぎり)、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。 敬具
・(拝呈)余寒の候(折/みぎり)、〇〇様のより一層のご活躍を祈念いたします。 敬白
・(啓上)中陽の候 (折/みぎり)、皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたします。 拝具
・(謹啓)梅月の候 (折/みぎり)、引き続き倍旧のご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。 敬具

【手紙】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉

相手との親近感を大切にした手紙を送りたい場合は、メールの際と同様、柔らかな口語調の表現を取り入れ、文章全体のトーンを統一するのがいいでしょう。本節では、手紙に温かみを添え、より気持ちが伝わりやすくなるような、親しみやすい文頭・文末の表現を紹介します。

時候の挨拶
親しみやすさを大切にするカジュアルなビジネスレターでは、「拝啓・敬具」などの頭語や結語は省略し、季節の趣を感じさせる言葉から書き始めるのが一般的です。季節のご挨拶に続けて、相手の近況や健康を気遣う一言を添えることで、事務的ではない、心のこもった温かみのある印象を与えることができます。


・長い冬もいよいよ終わりに近づいています。皆様変わりなくお過ごしでしょうか。
・梅便りが聞こえる今日この頃、〇〇様も健やかにお過ごしのことと存じます。
・いくらか寒さも緩んで参りました。日頃はお世話になっております。
・冬の名残りがなかなか去らず春の訪れを待ちわびるこの頃、風邪など召されていませんか。


結びの言葉
親しみやすさを大切にするビジネスレターの結びでは、手紙を送るタイミングや、相手が住んでいるの地域の気候に寄り添った表現を柔軟に選んでみましょう。特に2月は地域によって残雪や春の兆しなど状況が大きく異なるため、相手の身の回りの情景を想像しながら言葉を添えることで、より一層細やかな心遣いが伝わるはずです。


・梅の便りが届く季節となりました。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
・雪解けを待たずして顔を出したふきのとうに春の息吹を感じます。どうぞ穏やかにお過ごしください。
・春が立つとはいえ寒気冴え返る時節です。何卒ご自愛下さい。
・寒さの中にも春の兆しが感じられる昨今、引き続きご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

まとめ

本記事では、ビジネスシーンで活用できる「2月の時候の挨拶」を紹介しました。2月は暦の上では春を迎えるものの、実際には一年で最も寒さが厳しい時期でもあります。そのため、「余寒」や「厳寒」といった寒さを労わる言葉が多く選ばれます。一方で、「梅のつぼみ」や「立春」など、かすかな春の訪れを感じさせる表現を添えることで、より温かみのある、前向きな印象の文面に仕上げることができます。相手との関係性やその日の空模様に合わせて、今回紹介した文例をぜひ取り入れてみてください。