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【2024年版】3月のビジネスメール・手紙の挨拶文例 ~お役立ちコンテンツ~

2024.02.29

3月末は年度の区切りとなるため、異動や退職、引き継ぎなどの挨拶をするために企業や担当者へメールや手紙を送る機会も多いだろう。一方で、メールや手紙でどのような季節の挨拶文を用いたらよいか悩むこともあるかもしれない。

今回は、3月に取引先や担当者に送るメール・手紙に添える時候の挨拶文を紹介する。春の訪れを感じられる表現とともに、今年度の恩義への感謝や来年度の厚誼を願う言葉を丁寧に伝えよう。

目次

●【メール】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉
●【メール】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉
●【手紙】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉
●【手紙】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉
●まとめ

【メール】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉

3月は冬の寒さが残る上旬から春の暖かさを実感する下旬へと季節が移りゆく月であるため、送る時期にあわせた表現を用いるとよいだろう。まずはフォーマルなビジネスメールで使いたいメールの文頭・文末表現を紹介する。

時候の挨拶
フォーマルなビジネスメールでは、「〇〇の候」「〇〇の折」「〇〇のみぎり」のように、漢語調の表現を用いると、改まった印象を与えることができる。時候の挨拶の後には、相手の繁栄や日頃の感謝を述べる言葉などを続けよう。

・浅春の候[折/みぎり]、貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。(3月上旬~中旬)
・春風の候[折/みぎり]、~~様にはいよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。(3月中旬~4月)
・春暖の候[折/みぎり]、いつも身に余るお力添えをいただきまして、誠にありがとうございます。(3月中旬~4月)
・早春の候[折/みぎり]、日頃より~~様のご活躍を拝聞しております。(3月全般)

結びの言葉
結びの挨拶は、文頭の表現との重複に注意を払いつつ、改まった言葉を添えることで引き締まった文章になる。相手の健康や、状況により新天地での活躍を願う表現などを添えると、温かみを感じられる文章になるだろう。

・初春の折[候/みぎり]、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
・春色の折[候/みぎり]、どうぞお健やかにお過ごしください。
・孟春の折[候/みぎり]、新天地での更なる飛躍を心よりお祈り申し上げます。
・雪解の折[候/みぎり]、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

【メール】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉

お付き合いの長いクライアントや頻繁にやり取りをかわす相手への挨拶文は、やや砕けた口語調の表現を用いると親密性が感じられる。日頃のビジネスメールにも応用できるカジュアルな時候の挨拶と文末表現を見ていこう。

時候の挨拶
カジュアルなメールの冒頭では、「春」や「桃」が含まれる言葉や地方の春の風物詩などを用いると、華やかで温度感のある文章になるだろう。時候の挨拶の後には、日頃の感謝や相手を労う言葉を続けるのが一般的だ。

・春霞のただよう季節となりました。平素より大変お世話になっております。
・ようやく春めいてまいりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
・桃の節句も過ぎ、早春の息吹を感じるこの頃です。風邪など召されていませんか。
・桜のつぼみも膨らみ始める今日この頃、皆様お変わりございませんか。

結びの言葉
メールの文末では、春を象徴する言葉を用いつつ、相手の発展や健康を願う言葉などで結ぶとよいだろう。

・皆様のますますのご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・春の訪れと共に皆々様に幸せが訪れますよう、お祈りいたしております。
・桜の便りが待ち遠しいこの頃、どうぞお身体を大切になさってください。
・何かと忙しい季節の変わり目かと思いますが、何卒ご自愛下さい。
・こちらでは間もなく~~が盛りです。是非のんびりとお出かけください。

【手紙】フォーマルな時候の挨拶と結びの言葉

公的な文章やフォーマルなビジネスレターでは、昔ながらの形式に沿って改まった表現を用いるのが一般的だ。ここでは、改まった文頭・文末表現を見ていこう。

時候の挨拶
フォーマルな手紙では、文頭に頭語を置き、漢語調の時候の挨拶を続ける。頭語は「拝啓」を用いるのが一般的だが、以下では特に改まった手紙で用いる頭語を紹介する。

・謹啓 春分の候[折/みぎり]、貴社におかれましてはなお一層ご隆昌のことと、お慶び申し上げます。(敬具)
・恭啓 春陽の候[折/みぎり]、~~様におかれましては、一段とご清栄のことと拝察いたします。(謹言)
・粛啓 麗日の候[折/みぎり]、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。(謹白)
・謹白 仲春の候[折/みぎり]、貴社いよいよご隆盛の由、大慶至極に存じます。(頓首)
・謹呈 軽暖の候[折/みぎり]、~~様にはますますご繁昌とのこと、お喜び申し上げます。(敬白)

結びの言葉
改まったビジネスレターの文末は、頭語に対応した結語で結ぶことに注意が必要だ。季節の言葉を用いた後、相手の一層の発展や今後の厚誼を願う言葉などで結ぶとよいだろう。

・(拝啓)春寒の折[候/みぎり]、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 敬具
・(拝呈)春晴の折[候/みぎり]、~~様のより一層のご活躍を祈念いたしております。 敬白
・(啓上)盛春の折[候/みぎり]、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。 拝具
・(謹啓)春雨の折[候/みぎり]、来年度も倍旧のご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。 敬具

【手紙】カジュアルな時候の挨拶と結びの言葉

親密性が感じられる雰囲気の手紙にしたい場合は、メールと同様に口語調の時候の挨拶を使い、全体的に柔らかな表現を用いるとよいだろう。手紙に添えるカジュアルな文頭・文末表現を紹介する。

時候の挨拶
カジュアルなビジネスレターでは、頭語や結語を省き、季節を表す言葉から書き始める。以下の表現の他、「若草」や「水ぬるむ」「春の彼岸」「春暖快適」などの言葉を取り入れるのもよいだろう。

・三寒四温の言葉どおり、冬が行きつ戻りつしている昨今ですが、皆様変わりなくお過ごしでしょうか。
・少しずつ春の息吹が感じられる今日この頃、皆様ますますご壮健のことと存じます。
・春寒も次第に緩み、桃の蕾も膨らみ始めました。~~様も健やかにお過ごしのことと存じます。
・弥生の空が美しく晴れ渡る季節、風邪など召されていませんか。

結びの言葉
カジュアルなビジネスレターの文末は、文章全体の雰囲気に合わせた表現を選ぶことで、相手に温かみのある印象を与えることができるだろう。

・ひと雨ごとに寒さの緩む季節となりました。皆々様のご健康とご多幸をお祈りいたしております。
・花の便りが聞かれる頃となりました。~~様のますますのご活躍を心よりお祈りいたします。
・春とは言え、朝夕はまだまだ冷え込む今日この頃です。健康には十分ご留意ください。
・春草萌えいずる好季節、新年度を迎えましても、変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

まとめ

ビジネスシーンで使用できる3月の時候の挨拶を紹介した。「桃の花」や「桜前線」など春を象徴する言葉を用いることで、文章を華やかで温かみのある印象にすることができる。節目の月だからこそ、今回紹介した文例を取り入れながら、丁寧で心のこもったメール・手紙を送ってはいかがだろうか。