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生産管理とは?業務内容や工程管理との違い、おすすめの生産管理システム

2022.08.03
オフィスのミカタ編集部

生産管理は、受注から納品までを含む製造工程全体をコントロールする、製造業において重要な業務だ。生産管理の仕組みや業務内容について把握したいと考える担当者もいるのではないだろうか。本記事では、生産管理の概要に加え、効率的に管理できる生産管理システムの特徴やおすすめ4選を紹介する。ここで紹介した内容を、自社の生産管理体制を整える上で役立ててほしい。

目次

●生産管理とは
●生産管理の主な業務内容
●生産管理の効率化に繋がる「生産管理システム」とは
●おすすめの生産管理システム4選
●まとめ

生産管理とは

生産管理とは、生産計画などに基づき製造工程全体を管理すること。ものづくりの現場においては、生産計画から資材調達、在庫管理など業務が多岐にわたるため、業務全体を把握し部門間で共有し合うことが大切となる。それゆえ、製造工程全体をコントロールするための適切な生産管理体制が、製造業にとって必要不可欠だと言えるだろう。

 生産管理は、「品質(Quality)」「原価(Cost)」「納期(Delivery)」という、主に三つの要素で成り立っている。この3要素を最適化し、「品質の良いものを、原価を抑え、短い納期でつくる」ことが、生産管理の重要な目的だ。

「工程管理」との違い
生産管理と似た言葉に「工程管理」があるが、双方の違いは「管理している範囲」だ。先述したように、生産管理は、生産計画や品質管理なども含めた製造に関わる全ての領域を管理する業務である。これに対し、工程管理は、製造設備の確認や製造における作業員の配置など、製造工程を工程ごとに細かく管理することが業務の目的となる。

それぞれの役割に違いはあるものの、工程管理は生産管理の一部と言えるだろう。

生産管理の主な業務内容

ここからは、生産管理にはどのような業務があるのか、代表的な業務内容について解説する。

受注管理
受注管理とは、顧客からの受注情報を管理し、注文内容を把握することだ。生産計画を立てる上で必要な、製品情報や数量、金額や納期といった情報を管理する。また、市場の動向などから自社製品の需要を予測することも大切な仕事だ。

生産計画
生産計画とは、「いつまでに、どのような製品を、どの程度の数量生産するのか」といった製品の生産計画を立てることを指す。受注管理で得た情報に加え、製造ラインの人員配置なども考慮しながら、計画通りに生産できるようにスケジュールを立てる必要がある。納期遅れを防止し生産性向上を実現するためにも、重要な業務と言えるだろう。

購買、調達
製品加工に必要となるのが、原材料の調達業務だ。生産計画通りに納品できるよう、最適なタイミングで調達の手配を行うことが大切となる。また、原材料の仕入れコストを抑えたり、生産量に対応できる仕入先を選んだりすることも必要だ。

工程管理
製造工程を計画通りに進めるためには、生産プロセスの検討やリソースの計画なども大切だ。工程通りに生産が進んでいるのか、各工程の進捗状況や設備の負荷状況などを確認し管理する。工程管理をすることで、製品の不具合などにも早期に対応できる。

品質管理
製品の品質を管理することも、生産管理には欠かせない業務だ。製品の品質が悪いと、顧客の信頼を失うことにも繋がる。各工程が適切な手順を踏んでいるのかや完成品に不備がないかのチェックを行い、製品の品質を十分に確認することが大切だ。また、検査工程や製品チェックだけでなく製品に対するクレームへの対応も、品質管理業務の1つだ。

原価管理
原価管理とは、企業の利益を確保するために、製品やサービスの生産に関わる「原価」を管理すること。製品生産前に原価を算出し、実際かかった金額との比較・分析を行うことで利益をコントロールする方法だ。製品の原価を意識し利益改善のための対策を検討することが、企業の利益を上げることに繋がるだろう。

関連記事挿入:原価管理とは?目的や重要性、管理の手順やおすすめの管理方法

生産管理の効率化に繋がる「生産管理システム」とは

生産管理は製造工程全般を把握する必要があるため、管理の難しさを課題に感じている企業もあるのではないだろうか。このような企業におすすめなのが、生産管理システムの導入だ。まずは、生産管理システムで使える機能を見ていこう。

生産管理システムの機能
生産管理システムの主な機能は、以下の通り。

・受注管理:受注情報を登録・管理する機能
・生産計画:在庫推移をもとに、生産計画を立てる機能
・資材管理:原材料や補助部品の数量や時期を計算・計画する機能
・在庫管理:在庫情報を管理する機能
・工程管理:作業進捗などを管理する機能
・原価管理:製品原価を管理する機能

生産管理システムのメリット・デメリット
ここからは、生産管理システムのメリットとデメリットを見ていきたい。

【メリット】
・業務を効率化できる
・情報を一元管理できる

【デメリット】
・コストがかかる

生産管理システムのメリットは、生産管理に関わる全工程を効率的に管理できることだ。また、管理が難しいとされる生産管理を一元管理できるため、生産工程での問題や課題にも迅速に対応することができる。一方、生産管理システムを導入する際には導入コストがかかる。社内で活用できないと企業の利益を圧迫する可能性があることも、把握しておくとよいだろう。

おすすめの生産管理システム4選

ここからは、おすすめの生産管理システムを4つ紹介する。

アラジンオフィス
「アラジンオフィス」は、5000社以上の導入実績がある、販売管理・在庫管理・生産管理パッケージシステムだ。豊富な知識とノウハウに基づき完成度の高いパッケージを提供しており、あらゆる業種・業態に対応している。販売から運用、保守までを一貫して行っており、導入前から導入後までのサポート体制も万全。ユーザーリピート率は、98.4%を誇っている。まずは、気軽に問い合わせしてみるとよいだろう。

参考サイト:https://aladdin-office.com/

FutureStage
「FutureStage」は、製造・流通業向けの基幹業務パッケージ。製造業向けの生産管理システムは、中堅・中⼩規模の企業で多く導入されている。生産管理業務を基軸とし、販売から在庫、輸出入に至るまで一元管理することが可能。「グループ統合基幹システムを構築」することにより、グループ会社間の業務の簡素化や効率化も実現できる。

参考サイト:https://www.hitachi-systems.com/ind/fs/fabrication/

生産革新 Ryu-jin SMILE V
自動車や電気部品、金属や食品などの製造業に特化した生産管理システム「生産革新 Ryu-jin SMILE V」。製造業の生産計画や受発注、在庫管理などをしっかりサポートしてくれる。同社の開発ツール「SMILE Custom AP Builder」と連携すれば、少ないカスタマイズで必要な機能が使える点も特徴だ。

参考サイト:https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/product/ryu-jin/

Factory-ONE 電脳工場MF
「Factory-ONE 電脳工場MF」は、中堅・中小製造業向けの生産管理システム。幅広い業種・業態に対応しており、ものづくりに関わる情報を一元管理できる。請求や仕入、入金や支払、売掛や買掛などを管理できる「販売管理機能」を標準装備。わかりやすく直感的に操作できるので、活用しやすいだろう。見積もりを依頼すれば、要望に合わせて概算費用を出してくれる。

参考サイト:https://www.xeex.co.jp/products_services/factory-one/mf

まとめ

製造業において重要な業務である「生産管理」。受注管理や生産計画、工程管理など製造工程全体をコントロールする難しさに課題を抱える企業もあるだろう。生産管理の課題を解決するためには、生産管理システムの導入もおすすめだ。生産管理を一元的に管理でき、業務の効率化が期待できる。ここで紹介したおすすめの生産管理システムを参考にし、生産管理体制の構築を進めてみてはいかがだろう。