アフターコロナで必要とされる人材は? 技術職の求人数は増加傾向に
アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区/代表:永井歩、以下「アスタミューゼ」)は、理系プロフェッショナルの採用を行う「転職ナビ」約400サイトおよび「SCOPE」に掲載されているアスタミューゼが保有する約60万件の求人データを横断的に分析。
その求人票が該当する職種を抽出・分析した。
一般職業の求人数は減少傾向
厚生労働省の調査によると、2020年3月の職業別一般職業紹介状況は、前年3月に比べ、ほぼ各職業において新規求人は前年割れの状態であることがわかった。
「専門的・技術的職業_技術者別」の統計を見ても、各技術者で新規求人数は減らされている。
技術職は増加傾向にある?
アスタミューゼ独自の職種別の統計データにおいては、「開発職」が7,366件、「設計職」が4,561件と増加した。
「フラットパネルディスプレイ」3,000件を超え増加し、「電気制御/機械制御」「無線通信技術」「ファクトリーオートメーション・産業ロボット」「自動車部品」でも2,000件以上の増加が見られる。
新型コロナウイルスの影響により、全体の求人減少はあるものの、転職ナビの職種を詳細に分析すると、これらの職種は増加傾向にある。
アスタミューゼの「転職ナビ」や「SCOPE」に掲載される理系プロフェッショナルと呼ばれる求人票において、研究職、技術職、開発職、専門職といった高度な技術や専門性が高いレベルで求められる職種の採用ニーズは、引き続き増加傾向であり、ニーズが非常に高いようだ。
緊急事態宣言後の求人数にも注意
アスタミューゼは、研究職、技術職、開発職、専門職などの理系プロフェショナルの採用を中心とした、「SCOPE」をはじめとする採用プラットフォームを提供している。
緊急態宣言による特別措置法の影響は、4月以降に影響が出ていると考えられ、今後も注視が必要といえるだろう。
アスタミューゼでは以降も「成長領域別」の推移について、適宜発信していく所存だ。