三井住友海上×アトラエ×日本生産性本部 従業員のエンゲージメントと生産性向上に関する取組開始
三井住友海上火災保険株式会社(社長:原典之)ならびに株式会社アトラエ(代表:新居佳英)、公益財団法人日本生産性本部(理事長:前田和敬)の3社は従業員のエンゲージメントと生産性の向上を図る取り組みを開始した。
三井住友海上はアトラエが提供するエンゲージメント解析ツール「wevox(ウィボックス)」を導入するとともに、日本生産性本部と連携して生産性向上に関する施策に取り組んでいく。
「wevox」は、組織に最も重要なエンゲージメントを可視化・分析することにより、効率的な組織改善のサイトを生み出すツールである。パルスサーベイという高頻度かつ従業員に負担の少ない調査方法によるデータ取得を特徴とし、取得データをリアルタイムに集計する。また、AI解析による迅速な組織課題を特定し、職場手動の組織改善をサポートする。
取り組みの概要
1、三井住友海上の全従業員約2万人を対象に、エンゲージメントと効率化に関する設問を定期的に「wevox」から配信する。
2、職場ごとの回答結果をリアルタイムに集計・分析し、各職場の管理職を中心に自組織の結果をメンバー全員で共有する。
3、結果の振り返りだけではなく、組織の強みを伸ばし、弱みの改善につながる具体的な取り組みについて職場での話し合いを実施する。
期待される効果
1、「wevox」を利用した独自の「組織サーベイ結果」の活用により、業務効率化の阻害要因や職場メンバーの状況など「組織の状態」を把握する。メンバー全員で職場の問題を話し合うことでチームワークを最大化し、より良い職場づくりを目指す。
2、各職場の改善に向けた「PDCAサイクル」を実践することで、社員の働きがいと生産性の向上が期待できる。
今後の展開
現在、三井住友海上では在宅勤務等のリモートワークを活用した新たな働き方を実践している。サーベイ結果を活用し、新たな働き方でも社員が働きがいを持ち、生産性高く働く職場環境を創造する。
また、今後は三井住友海上が属するMS&ADグループ各社にも「wevox」を導入し、従業員エンゲージメントを用いた生産性向上の施策に取り組んでいく。
まとめ
エンゲージメントは組織において重要な指標である。パルスサーベイという高頻度でストレスの少ない心理的サーベイによるデータ取得を特徴としている「wevox」は、組織改善のサポートにつながっていくであろう。
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