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【20代働く若手の本音】働く理由を明確に「持たない」が9割

2021.06.18

 リ・カレント株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:石橋真)は、2021年度時点での若手社員を中心とした「2021年度最新若手意識調査」を実施した。

 調査結果詳細はこちら

調査概要

 調査対象:東京都在住の20代 若手社員1300名
 調査期間: 2020年5月
 調査方法:選択回答及び自由回答式インターネット調査

1.仕事観を明確に「持たない」は昨年同様9割

1.仕事観を明確に「持たない」は昨年同様9割

 「自分は何のために働くのか(仕事観)」「どのように働き続けたいか(キャリア観)」について、「明確な形で持っている」は、昨年調査内同設問回答と同様、1割に満たず。理由として、「仕事観とは何かそもそもよくわからない・考える機会がない」が多数挙げられた。

2.働く理由で最も多いのは「報酬を得るため」

2.働く理由で最も多いのは「報酬を得るため」

 働く目的・価値観を具体的に質問したところ、「報酬を得るため」の回答が最も多くなった。次いで「自分が成長するため」が挙げられ、社会貢献・他者(顧客・同僚など)貢献は3位以下にとどまった。

3.仕事のスタイルでは「失敗が気になる/失敗しないよう行動」が全体の8割

3.仕事のスタイルでは「失敗が気になる/失敗しないよう行動」が全体の8割

 新しい環境で業務に取り組む際の仕事のスタイルについて、「失敗が気になる/失敗しないよう行動する」が全体の8割以上となった。ただし、仕事観を「明確に持っている」と回答した対象者の多くが、新しい環境でも「失敗は気にせずまずはやってみる」と答える傾向を示した。

リ・カレント 若手人材開発事業部トレジャリア

 リ・カレント株式会社はリーダーシップとフォロワーシップの相乗効果により、チームワークを最大化させる社員研修、組織開発を行っている。リ・カレントの若手人材育成事業部、トレジャリアでは企業研修を通して、従来型の人材育成ではなく、若手のポテンシャルを引き出す、これからの時代での活躍を見据えたメッセージ・設計・講師を提案する。

リ・カレント株式会社

 リ・カレント株式会社は「『働楽社会』の実現への貢献」を掲げ人材育成・組織開発に取り組むHRカンパニー。リーダーシップ×フォロワーシップの相乗効果により、チームワークの最大化に照準を当てた研修プログラムの開発・提供や組織開発コンサルティングを強みとしている。

まとめ

 本調査の全体を通し、長引くコロナ禍の中で「何のために働くか」を見出せずにいる20代、また働く理由を大きく揺さぶられている20代の存在が浮かび上がってきた。彼らが変化した社会の中で挑戦し活躍していくために、「なんのために働くのか」「どのように働き続けるのか」を改めて問い直し言語化する支援が、いっそう重要になっていくと思われる。

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