2021年サラリーマンのお小遣い調査結果
新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2021年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめた。
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男性会社員のお小遣い額は前年比微減
男性会社員の月額平均お小遣い額は38,710円と前年比709円の減少となった。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を1年ごとに繰り返し、金額で大きな変化は見られない。
一方、女性会社員のお小遣い額は、昨年より544円上昇し、34,398円となった。2019年から2年連続で増加しているものの、増減幅は男性よりも小さく、2015年からほぼ横ばいの状況が続いている。
昼食代は男女ともにやや増加
男性会社員の1日の昼食代は、昨年の585円から64円増加し、649円となった。これは2年連続の増加で、直近10年で最高値。年代別では、20代で100円以上の大幅な増加が見られた。
女性会社員の1日の昼食代は、昨年の583円から7円増加し、590円。男性同様、2年連続の増加となったものの、2017年以降増減の幅は10円以内に留まり、大きな変化は見られない。
男性・女性会社員ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で3割強、女性で約半数を占める結果となった。
外での飲み代は増加
男性会社員の1回あたりの外での飲み代は6,159円、1回あたりの飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比1,609円と大幅に増え、13,229円となった。
女性会社員の1回の外での飲み代は5,357円、1ヵ月の飲み代は前年比1,252円増加の9,707円となっている。
新型コロナウイルスの影響のためか、男性・女性ともに外で飲む回数は減ったものの、自宅で飲む回数が増える結果も見えた。
働き方の変化について
新型コロナウイルスの影響により「職場で働き方に変化があった」と回答する割合は、男性・女性ともに約半数を占めた。働き方改革の内容は、「残業が減った」「テレワークで働くようになった」が上位となり、従業員規模が大きいほどスコアが高くなる傾向が見られた。
調査概要
調査期間:2021年4月16日〜19日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査対象:会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
サンプル数:合計2718名
まとめ
調査レポートでは、2020年度の景気動向や、2021年度の見通しなどにも触れ、より詳細な結果が紹介されている。参考にダウンロードしてみてはいかがだろうか。
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