専門性の高い若手層向けの人材紹介事業を強化

人材紹介事業を展開する業界大手の株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(代表取締役社長：松園 健、本社：東京都千代田区)は、専門性の高い20代の若年層を対象とする人材紹介事業を強化することを発表した。

背景

同社では、スペシャリスト・マネジメント層の「JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)」、経営幹部層やCxO人材の「JAC Executive(ジェイ エイ シー エグゼクティブ)」の領域を強みとした人材紹介サービスを提供している。この度、若手層向けの人材紹介サービス「JAC Career(ジェイ エイ シー キャリア)」を新たなサービスブランドとして立ち上げ、同領域の人材紹介事業を強化し、専門性の高いスタッフレベルの若手層から経営幹部層まで幅広い領域で転職サポートを行う体制を整えることで、さらなる事業の拡大を図る。

サービスの特徴

同社では、1人の人材紹介コンサルタントが採用を希望する企業と転職希望者の双方をサポートする「両面型」のビジネスモデルを通じて、企業の採用課題を解決し、高いスキルと経験を持つ転職希望者に対し質の高いコンサルテーション型の人材紹介サービスを提供している。

若手層人材の採用は通常数多くの求人に対し転職者を紹介するため、企業から求人を獲得する担当者と求職者に仕事を紹介する担当者を分ける「分業型」のサービスを通じて提供することが一般的だが、JAC Careerのサービスでは「両面型」のビジネスモデルを通じて、これまで当社がスペシャリスト・管理職、経営幹部層の人材紹介サービスを通じて培った豊富なノウハウと企業の上位役職者や事業責任者の方々との強固な関係性を生かし、企業の経営課題をヒアリングしたうえで若手層人材の採用計画の提案および人材を紹介することが特徴である。

同社では、JAC Careerに加え、既存のJAC RecruitmentとJAC Executiveのサービスも融合させることで総合的に企業の採用を支援する。なお、サービス開始当初は管理部門(バックオフィス)およびIT・デジタル領域に注力し、今後サービスを提供する業界の領域を広げ、段階的に全社規模でサービスを提供する体制を整える予定だ。

まとめ

コロナ禍が長期化し、経済の先行きが読めない状況が続いている。企業にとっては、経営・事業計画や採用計画が立てにくい状況だ。そのような中、事業運営を担う優秀な若手人材を求める動きが進んでいるようだ。

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