企業と20代就職・転職希望者「重視する情報」に認識差 学情調査
株式会社学情(本社:東京都中央区、代表者:中井健二)は、20代の就職・転職希望者と企業・団体を対象に、転職希望者が求人情報や選考過程、入社先決定時に重視する情報について調査。その結果、求職者はいずれの段階でも「業種・職種・仕事内容」を重視している一方、企業側は「給与・待遇」や「社風」「キャリア」を重視しており、両者の間に認識の差があることが明らかになった。
調査概要
調査対象:20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)および全国の企業・団体
調査期間:求職者:2026年8月6日~8月23日、企業・団体:2026年8月3日~8月14日
有効回答数:求職者186件、企業・団体281件
調査機関:株式会社学情
調査方法:Web上でのアンケート調査
出典元:20代の入社の決め手は給与よりも仕事内容。企業認識とギャップ(株式会社学情)
※各項目の数値は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある
求人情報では「仕事内容」が共通も、給与・待遇への認識に差
同社によると、20代の転職希望者が求人情報を見る際に重視する情報は「業種・職種・仕事内容」が75.8%で最多だった。次いで「休日・休暇(38.2%)」「給与・待遇(35.5%)」が続いている。
企業側に、求職者が重視すると考える情報をたずねた項目でも、「業種・職種・仕事内容(64.8%)」が最多に。一方で、2位以下は「給与・待遇(54.4%)」「休日・休暇(42.0%)」という順になった。
上位には同様の項目が並んだものの、その順位や割合には差が見られる結果となった。
選考過程でも求職者は「仕事内容」重視
さらに同社は、面接・選考過程で志望度が高まる情報について、求職者では「業種・職種・仕事内容(55.9%)」が最多に。次いで「休日・休暇(34.4%)」「給与・待遇(30.6%)」が上位に並んだ。
一方、企業側が求職者の志望度を高めると考える情報は「会社や部署の雰囲気・職場環境、メンバーの人柄(47.3%)」「入社後のキャリアイメージ、キャリアビジョン(46.3%)」「給与・待遇(31.7%)」という結果に。選考過程でも求職者が重視する項目と、企業の認識に違いがあることが浮き彫りになった。
入社先決定時も「仕事内容」 企業は「給与・待遇」と認識
また、20代求職者が入社先を決める際に重視する情報についても「業種・職種・仕事内容(53.2%)」が最多となり「休日・休暇(38.7%)」「給与・待遇(36.6%)」が続いている。
これに対し、企業側が求職者の重視する情報として挙げたのは「給与・待遇(65.1%)」「業種・職種・仕事内容(34.5%)」「会社や部署の雰囲気・職場環境、メンバーの人柄(33.5%)」の順だった。
まとめ
今回の調査から、20代の転職希望者が企業選びで求めている情報と、企業が求職者に重視されると考えている情報には、選考の各段階でズレがあることが可視化された。
求職者は求人情報、選考過程、入社先決定時のいずれでも「仕事内容」を上位に挙げているのに対し、企業側では「給与・待遇」や「社風」「キャリア」を重視すると考える傾向がみられた。
採用活動では待遇や企業の魅力を伝えるだけでなく、実際にどのような仕事を担うのかという情報を、求職者が必要とする段階に合わせて具体的に伝えることが重要、といえそうだ。企業側が伝えたい情報と求職者が知りたい情報の差を確認し、求人や選考の在り方を再度、検討したい。













