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非正規で働く主婦6割が「社会保険の適用拡大」に前向き

2021.11.02

フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、同社に登録する全国のキャスト会員498人(平均年齢49歳、非正規で働く主婦中心)を対象に、今後主婦の働き方に大きく影響すると思われる「社会保険の適用拡大や、コロナ禍における働き方」に関する意識調査を2021年10月12日~14日に実施した。

社会保険の適用拡大について

社会保険の適用拡大について

アンケートでは最初に、来年2022年10月に控えているパートなどの短時間労働者への社会保険の適用拡大を、非正規で働く主婦(2019年12月N=631人、2021年10月N=498人)を対象に「どう捉えているか」尋ね、前回調査結果と比較した。

まず「よいことだと思う」は、<54.5%→58.6%:+4.1pt>と増加し、前回よりも前向きに捉える人が増えていることがわかった。

社会保険の適用拡大が「よいことだと思う」と回答した理由

社会保険の適用拡大が「よいことだと思う」と回答した理由

前年調査時と比較して、上位回答順位に変動はなく「将来年金の受け取り金額が増えるから」が最多となった。「社会保険の半分を会社が負担してくれるから」や、「今よりも働く意欲を高められると思うから」については、それぞれ増加した。

主婦が望む働き方・考え方とは

主婦が望む働き方・考え方とは

最後に「主婦が望む働き方・考え方(選択肢・複数回答)」を、働く主婦498人を対象に尋ねた。すると、多くの働く主婦が「働けるうちは働きたい」、「自分の状況に合わせて柔軟に長く働きたい」と回答し、「将来のために貯蓄できるくらいまで働きたい(50代・パート)」、「元気なうちは長く働きたい(40代・パート)」といった声や、「在宅や短時間勤務のしやすさを優先させて働きたい(20代・パート)」他、子育て中の働く主婦からは、新型コロナ感染拡大による、休校措置や分散登校やオンライン授業が実施されたことにより、1日3~4時間の短時間労働や、場所を選ばない働き方を希望する声がみられた。

調査概要

調査対象:同社に登録する全国のキャスト女性・非正規で働く主婦が中心の498人(平均年齢49歳)
調査日時:2021年10月12日~14日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:ソフトブレーン・フィールド

まとめ

今回の調査結果からは、非正規で働く主婦が、2022年10月に控えている短時間労働者への社会保険の適用拡大を前向きに捉えていることがわかった。また、新型コロナウイルス感染拡大により、仕事と家庭の両立に奔走した主婦も多く、コロナ禍でより柔軟な働き方を選択する傾向が強まっていることがうかがえる結果となった。

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