SaaS管理プラットフォーム『マネーフォワード IT管理クラウド』、クラウド人事労務ソフト『SmartHR』と連携

マネーフォワードｉ株式会社が提供する『マネーフォワード IT管理クラウド』において、株式会社SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト『SmartHR（スマートエイチアール）』と連携した事を発表した。

連携の概要

今回の連携により、『SmartHR』で収集した入社・退社情報を『マネーフォワード IT管理クラウド』に連携できるようになった。退職者が発生した場合は、「従業員オフボーディングフロー（β）」機能（リンクする）によって、退職者アカウントの検出・通知・削除までを3クリックで一気通貫に処理し、迅速で効率的なオフボーディングが可能になる。

『マネーフォワード IT管理クラウド』は、企業のSaaS活用におけるセキュリティ・ガバナンスの担保とデジタル活用の両立を支援するため、機能改善や連携を進め、2022年6月末時点でアカウント検出が可能なSaaSは180に、オフボーディングフロー（β）に対応するSaaSは70まで拡張した。

クラウド人事労務ソフト『SmartHR』について

雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。勤怠管理システムや給与計算システム等との連携により、様々なデータの一元管理も可能になる。さらに、『SmartHR』に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」などの人材マネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進。すべての人が働きやすい環境づくりに貢献する。

『マネーフォワード IT管理クラウド』について

マネーフォワードグループのコアテクノロジーであるアグリゲーション※2基盤を活用し、”SaaSの家計簿”のように一元管理を可能にするSaaS管理プラットフォームである。さらに、退職者のIDを自動検出できるため、入社・退職時のID発行・削除の管理が容易になる。今後は、シャドーIT※3の検出や、本サービス上からのSaaSのID発行・削除を可能にしていく他、SaaSのコスト管理やコスト削減提案、退職時のID削除対応などの通知機能の提供も行う予定だ。

※2 APIまたはスクレイピングを用いて、データの取得を行うこと。
※3 システム管理部門による把握や管理が及んでいないSaaSのこと。

会社概要

＜株式会社SmartHR＞
代表取締役：芹澤 雅人
設立　　　：2013年1月23日
資本金　　：9,990万円
本社　　　：東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー

＜マネーフォワードｉ株式会社＞
所在地　：東京都港区芝浦 3-1-21　msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者　：代表取締役社長 今井義人
事業開始：2021年2月

まとめ

煩雑で時間がかかる人事・労務業務の効率化は、生産性や業績の向上に欠かせない取り組みだ。自社にどのような課題があるか、この機会に改めて見直してみては？