5日間以上のインターンシップを実施している企業、7割以上が「半数を超える日程」で職場体験を導入

株式会社学情（本社：東京都千代田区）は、企業・団体の採用担当者を対象に「インターンシップ」に関するアンケートを実施。2025年卒学生対象のインターンシップより、要件を満たした場合、インターンシップで取得した学生情報を採用・選考活動に活用できることになった。この決定を受け、各社は今後どのようにインターンシップを実施していくか調査した。

5日間以上のインターンシップを実施している企業

2023年卒を対象に5日以上のインターンシップを実施している企業を対象に、「半数を超える日程で職場体験を実施しているか？」という質問をしたところ、「導入している」と回答した企業が71.4％に上った。「プログラムによる（導入している回もあればしていない回もある）」と回答した企業は17.9％で、そのうち、50.0％の企業は「今後のインターンシップで職場体験の実施日数を増やそうと考えている」としている。また、職場体験を「導入していない」と回答した企業のうち、50.0％の企業は「導入を検討している」と回答した。

2～3日程度のインターンシップを実施している企業

2023年卒を対象に2～3日程度のインターンシップを実施している企業を対象に、「今後、5日間以上のインターンシップを導入する予定はあるか？」という質問をしたところ、「毎回は難しいが『5日間以上』のインターンシップも導入したい」と回答した企業が42.9％に上った。

半日～1日のインターンシップを実施している企業

2023年卒を対象に半日～1日以下のインターンシップを実施している企業を対象に、「今後、5日間以上のインターンシップを導入する予定はあるか？」という質問をしたところ、「毎回は難しいが『5日間以上』のインターンシップも導入したい」と回答した企業は26.0％となった。「導入する予定はない」と回答した企業が48.5％と約半数を占めた。

インターンシップを実施していない企業

2023年卒を対象にしたインターンシップを実施していない企業を対象に、「今後インターンシップの実施を検討しているか？」という質問をしたところ、「今回の決定を受け、インターンシップの実施を検討していく」と回答した企業が14.2％に上った。

調査概要

・調査期間：2022年7月11日～2022年7月20日
・調査機関：株式会社学情
・調査対象：全国の企業採用担当者
・有効回答数：614名
・調査方法：インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％にならない場合がある。

まとめ

ルール変更を受け、職場体験の機会を増やしたり、新たに設けたりすることを検討する企業が多いことが明らかになった。自社での実施について、改めて検討してみては？