大学運営業務の総合管理に　学園総合情報システム「キャンパスプラン」提供開始

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社（大阪本社：大阪市、東京本社：東京都中央区、代表取締役社長：玉置 肇、以下：パナソニックIS）はこのたび、株式会社システムディ（本社：京都市中京区、代表取締役社長：藤田 雅己　以下：システムディ）が開発する、大学運営に必要な業務全般をトータルで管理する学園総合情報システム「キャンパスプラン」を2022年12月12日より提供開始すると発表した。

新型コロナウイルス禍を契機として、大学教職員の働き方改革に注目

大学では、新型コロナウイルス禍を契機としてオンライン授業が浸透し、大学運営の在り方が大きく変わった。新たな授業形式への対応だけでなく、大学教育の高度化を目的とした「教育DX」を推進するためにも、大学教職員の働き方改革に注目が集まっている。

パナソニックISは文教市場に対して17年の実績があるが、同時に民間企業に対してもソリューション提供を行っており、ペーパーレス・業務自動化・テレワーク環境などさまざまな側面から働き方改革を支援してきた。こうした実績をもとに、学校業務を支援する「キャンパスプラン」をこのたび新たに取り扱うことで、大学運営を支える事務組織に貢献する。

「情報の一元管理」「業務の効率化」「学生サービス向上」を実現

キャンパスプランは、「情報の一元管理」「業務の効率化」「学生サービス向上」を実現する学園総合情報システムである。 10年以上のワークフローシステム提供実績を持つパナソニックISの知見を組み合わせることで、個々の大学にフィットした使いやすいソリューションを提案する。

システムの特長

学務系部署の業務と、経理・人事・総務などのバックオフィス業務をひとつのシステムで管理可能としており、情報の一元管理を実現。システムディによる長年の開発実績を基にした業務ノウハウが凝縮された、適合性の高いパッケージシステムとなっている。

キャンパスプランの豊富なシステム群に、10年以上のワークフローシステム提供実績を持つパナソニックISの知見を組み合わせることで、個々の大学にフィットした使いやすいソリューションを提案。教務・業務の効率化、ペーパーレスを検討している大学・高等専門学校を主なターゲットとし、2025年度末までに30校への導入を目指す。

「キャンパスプラン」概要

（1）提供開始日 ：2022年12月12日
（2）標準価格：1800万円～
※ライセンス費用・構築費用・保守費用を含む（システム構成により異なる）
（3）目標： 2025年度末までに30校へ導入

まとめ

株式会社システムディは特定業種、特定業務に特化したパッケージソフトウエアを提供している。パナソニックと同社の協業により、全国の大学をはじめとした様々な教育機関の業務効率化・ペーパーレスに貢献することだろう。