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「部下を叱れない上司」が6割 Job総研『2023年 上司と部下の意識調査』

2023.01.24

キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を展開する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小谷匠、以下「ライボ」)の調査部門『Job総研』は、682人の社会人男女を対象に「2023年 上司と部下の意識調査」を実施した。

仕事上での上司と部下の意識

コロナ禍でリモートワークの普及が進み、働き方のスタンダードとして根付いた一方、働き方が変化することで、上司と部下の関係性にも変化が出始めている。オンラインでは対面と比べてコミュニケーションが希薄になりがちで、業務に必要な事のみを話し、雑談や何気ない日常の話などをしない傾向にある。これが上司と部下のコミュニケーションにどのような影響が出ているのだろうか。部下に業務上で”叱る”意識と上司から”叱られる”意識、またはその受け止め方は年代ごとに違いがあるのだろうか。

Job総研では682人の社会人男女を対象に、上司から叱られた経験の有無や、それをどのように感じているかとその理由、また叱られることで仕事に与えるモチベーションなどをそれぞれ年代別で集計し、部下に叱った経験の有無とその理由も含め調査した「2023年 今年のコロナ意識調査」を実施した。

調査概要

調査対象者    :全国 / 男女 / 20~50代
調査条件     :1年以内~10年以上勤務している社会人
          20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間     :2022年12月28日~2023年1月4日
有効回答数    :682人
調査方法     :インターネット調査

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・「叱られたた経験なし」20代が75.2%で最多回答に対し「叱られたい」の最多回答も20代で23.8%
・「叱られたくない」は全体の81.0% 理由は「萎縮してしまう」が59.1%で最多回答
・叱られたい理由は「自身の成長につながる」が68.2%で最多回答 「尊敬しているから」最小回答
・叱られることで「モチベーション下がる」81.0% 「上がる」の最多は20代で26.4%
・「部下に叱った経験無い」64.3% 叱らない理由は「時代と価値観が違うから」40.0%が最多

まとめ

コロナ禍で普及が進んだテレワークで対面のコミュニケーションが減り、業務上のやり取りやマネジメントとしてのコミュニケーションに偏りがちな現代だからこそ、叱れない上司と叱られたくない部下の間に、価値観のギャップが生じているということも考えられる調査結果になった。