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FAX発注をデジタル化する新機能「発注書AI-OCR(invox)」提供開始

2023.03.17

株式会社インフォマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島健)は、株式会社Deepwork(本社:東京都新宿区、代表取締役:横井朗、以下「Deepwork」)と協業し、紙やFAX、PDF等バラバラなフォーマットで受領する発注書をデータ化する新機能「発注書AI-OCR(invox)」をリリースした。

リリースの背景

卸企業では、大企業やDXが進んでいる取引先との受発注業務はデジタル化できているものの、個店等の小規模企業や基幹システムから発注書が自動送信される取引先とのやり取りは未だ紙やFAX等のアナログで行われており、データ化できていない現状がある。

発注書は、FAX・メール・LINE・取引先指定の専用システム等、取引先ごとに異なる方法で送られており、取引先の中には、デジタル化のハードルが高く、従来の紙やFAX等のアナログの方が "使いやすい”という声が多い状況だ。また、受注側である卸企業が行う基幹システムへの入力作業は煩雑で、伝票発行のための発注書の印刷、スキャン作業に労力がかかり、さらに入力間違いや漏れ等による納品ミスも多く発生している。

昨今、電子帳簿保存法・インボイス制度等の法令対応のため、デジタル化による企業の業務効率化が急務となっている。また、働き方改革関連法の施行により、2024年4月1日から「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用される事になった。

そのため、上記の法改正への対応、業界の慢性的な人手不足や長時間労働に対する働き方改革への対策が必要になっている。そこで同社は、食品卸業界の課題を解決すべく、発注情報をデータ化する新機能「発注書AI-OCR(invox)」をリリースした。

「発注書AI-OCR(invox)」について

「発注書AI-OCR(invox)」について

FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をDeepworkの「発注書AI-OCR(invox)」がAI-OCRでデータ化し、同社の「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」に自動で連携する。その受注データを「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」から基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し、入力作業を削減することができる。
(※)「発注書AI-OCR(invox)」は「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」の有料オプション機能。利用の際は「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」のIDが必要。

まとめ

リリースされた新機能は、得意先ごとに書式の異なる発注書をデータ化かつ商品特定が可能だ。煩雑な受注業務の効率化に向け、導入を検討してみては?