セコムグループのTMJ　バックオフィスサービス第1弾『経理スタンダード』提供開始

セコムグループの株式会社TMJ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長執行役員：丸山英毅、以下TMJ）は、バックオフィスサービスとして『人事スタンダード』『経理スタンダード』の2つのシリーズを展開すると発表。2023年4月12日にその第1弾として、経理部門向けアウトソーシング（業務委託）サービス『経理スタンダード』を提供開始した。

『経理スタンダード』提供開始の背景

日本国内の各企業では、デジタル社会へと進む中で、ソフトウェアなどを使いこなせる必要性が発生している。そんな中、クラウドソフトの機能が自社業務と合致しない、または、効果的に使いこなせていない企業や、業務効率化につなげられていない企業が見受けられる。実際に、正社員が帳票作業全般を担うのではなく、判断業務や管理業務などに注力できるようにしたいといった、企業の経理部門の悩みが挙げられている。そこでTMJでは、大手企業で個別に要件を定義・設計したノウハウを新パッケージ化し、セコムグループの企業向けに試験的に提供。外販に向けてサービス展開するまでに実績が構築されたため、経理部門向けアウトソーシングサービス『経理スタンダード』を提供開始する運びとなった。

『経理スタンダード』の特徴

請求書処理、経費精算処理、発注処理、固定資産管理、前払費用処理、売掛金消込の6つの業務領域で構成され、必要なものだけを選択できる。大手企業を中心とするこれまでの実績から導いた最適な定型フローがパッケージ化されており、このフローで業務省力化を図れるとともに、コンプライアンス的にも統制がとれる状態を目指すことができる。現在使用している既存サービスに納得できていない、もしくは、フルアウトソーシングにはまだ早い、と考える中小企業規模の企業をターゲットに向けて最適化されている。

株式会社TMJについて

TMJは、株式会社福武書店（現・株式会社ベネッセコーポレーション）のインハウスコールセンターより独立分社化する形で1992年に設立。世界でも例のない継続型の会員制事業で培った生産管理、品質管理のノウハウを活かし、多種多様なクライアント企業のコールセンターの設計・運営から、調査・分析、人材派遣、人材育成などのサービスを提供している。2017年には、セコム株式会社の100％子会社となり、より強固で安全性の高いグループネットワークを活かし、クライアントビジネスの成功をサポートする。

まとめ

今後、経理担当者の業務負荷が高まることが予想されている今、ツールの導入やアウトソーシング活用の検討をしている企業も多いのでは？同社のサービスも参考にしていただきたい。