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インボイス発行対象販売事業者からの出品かどうか絞り込み可能 Amazonビジネス新機能

2023.07.18
オフィスのミカタ編集部

Amazonが提供する法人向けのEコマース事業「Amazonビジネス」は、2023年8月4日より、2023年10月から導入される適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応する新たな機能を提供した。

Amazonビジネス、新機能で承認プロセスや円滑な業務遂行期待

Amazonが提供する法人向けのEコマース事業「Amazonビジネス」は、2023年8月4日より、同10月から導入される適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応する新たな機能を提供した。本機能の追加により、購買担当者は企業の方針に沿った商品を選びやすくなり、また、購買部門の管理者は、購買のコンプライアンス遵守を高めつつ、現場の担当者からの購買ルールへの質問対応を減らせるなど、承認プロセスの簡素化や円滑な業務遂行が期待される。

購買担当者、購買部門の管理者向けに新機能追加

購買担当者向けには、商品検索結果の絞り込み条件の追加や商品詳細ページでのバッジ表示が追加された。各商品の詳細ページで「適格請求書の発行対象です」と表示されるため、インボイス発行対象販売事業者からの出品かそうでないかの判断と検索による絞り込みも可能だという。

また管理者向けには、購買担当者が社内の方針に沿って購買業務を遂行するために管理者があらかじめルールを設定できる購買ルールが追加項目される。追加項目として、適格請求書発行対象外の出品に関して設定できる「制限ルール」、適格請求書発行対象の出品のみを絞り込み設定できる「絞り込みルール」の2つ。

もしAmazonビジネスではなく、個人のAmazonアカウントで購入してしまった場合にもインボイスの取得は注文履歴より可能。しかし、Amazonビジネスでのインボイスとは異なり、媒介者交付特例を適用しないため、インボイス上の登録番号はAmazonのものではなく販売事業者様の登録番号を印字される点に注意が必要だ。

まとめ

Amazonビジネスは当メディアでおすすめの備品発注・消耗品購入サービスとして紹介している(※1)。備品発注・消耗品購入サービスのひとつ、ASKULも請求書に適格請求書発行事業者番号が掲載されるようインボイス制度への対応をしている(※2)。この機に利用中のサービスに関して、インボイス制度対応有無の確認をしたいところだ。

※1 関連記事:備品発注・消耗品の在庫管理業務を効率化する方法。備品発注・購入からツールを用いた運用方法まで紹介

※2 関連リンク:適格請求書発行事業者番号の掲載開始について(ASKUL)