【新しいアップスキリング】ソーシャルラーニングのSyncingβ版先行登録スタート

株式会社UnleashU（本社：東京都大田区、代表取締役：秋山詩乃、以下アンリーシュ）は、本を使ったソーシャルラーニングサービスSyncing（シンキング）のベータ版先行登録を2023年8月29日にスタートした。このサービスでは、アセスメントで個人スキルや組織状態を可視化した上で適切な本をレコメンドし、オーダーメードな育成・コミュニケーションを可能にする。また、読書会機能により、自律的に学ぶ社員や学習するチームを生み出すことができる。

サービス提供の背景

潤沢な資金や良い戦略があっても、それを実行しインパクトを生み出すためには、モチベーション高く自律的に働く個と組織が必要だ。しかし多くの組織では、事業運営に必要なスキル・共通言語が不足し、目標の未達やマネジメント不全、コミュニケーションロスが起きていることが少なくない。

このスキル・共通言語不足を解消するために、近年リスキリング・アップスキリングが注目され、社員に自己学習機会を提供する企業が増えているが、良いコンテンツがあるだけでは「学ぶ人しか学ばない」という偏在性を解決できない。

社員の成長や組織の活性化には、良いコンテンツに加え、人が共創的にモチベーションや知恵を共有し合い、共に学ぶ環境が必要だ。

ソーシャルLXP Syncing（シンキング）とは

Syncingは、スキルアセスメント、読書会、みんなの本棚をつかうことで上記の課題を解決する*ソーシャルラーニングを提供する**LXP（ラーニング・エクスペリエンス・プラットフォーム）。「個の力」「個のモチベーション」に過剰に期待するこれまでの学習システムとは異なり、個にパーソナライズしながらも、他者との相互作用の中で社会的・共創的に学ぶことで、一人では得られない気付きや深い学び、組織の共通言語の獲得を可能にする。

*ソーシャルラーニング：人を巻き込む学び、周りの人や専門家から意見をもらいながら積極的に学ぶ学習スタイル
**LPX：一人ひとりの課題やニーズに応じて、学習内容がパーソナライズされる学習プラットフォーム

今後の展開

同社はアップスキリングや社内コミュニケーションの活性化を推進する企業にSyncingを提供することで、B2B2Eとして展開していくとしている。また、学習歴やキャリアビジョンを踏まえた本質的なタレントマネジメント（異動、アサインメント）機能や、未来・現在の人材ポートフォリオのギャップを可視化することで採用・育成の最適なコストバランスの予測機能などを開発予定とした。

まとめ

注目を集めているリスキリング・アップスキリングだが、コンテンツの提供にとどまらず、学びの環境を整備することが重要となる。本サービスの活用も検討してみては？