70%が不眠に悩んでいる…! ビジネスパーソンのストレスや不眠に関する調査
緊張・イライラ・不眠などの神経症状に効く医薬品「アロパノールメディカルシリーズ」を製造・販売している、全薬工業株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:橋本弘一、以下「全薬工業」)は、20~59歳の男女有職者842人(男性:424人、女性:418人)を対象に不眠・ストレスに関するインターネット調査を行った。
不眠に悩む人が7割! ビジネスパーソンのストレスや不眠状況
同社の行った調査によると、日々の生活でストレスを感じることがある方は約89%、不眠に悩む方は約70%にも及ぶ。不眠に悩む人のうち約72%が日常生活に影響を感じており、具体的な影響については「疲れやすい(69.9%)」「イライラする(55.3%)」「集中力の低下(57.2%)」「日中、眠気に襲われる(65.2%)」が上位。不眠による身体的影響や精神的な不調で悩んでいる人が多いことが示唆される。
不眠を感じたときの対処法、約3割が「特にない」
不眠を感じている方に実践している対処法について、同社の調査によると「特にない(28.4%)」「ベッドや布団に入って目を閉じる(27.6%)」「入浴や食事などで身体を温める(22.3%)」「好きな音楽を聞いたりアロマを焚いたりしてリラックスする(18.8%)」が上位にあがっていた。不眠を感じている人は多いが、根本的な改善には繋がらない簡易的方法でしのいでいるようだ。
また、現在の対処法について不眠が解消されたかの問いに関しては51.4%が「少し改善された」、41.1%が「症状に変化はない」と回答。完全には解消されていない人が多いことががわかる。さらに「医師に相談する」と回答した人は2.9%と、根本的な対処方法を望む人は少ないようだ。
まとめ
厚生労働省の調査によると、ストレスの最も気になる原因として「自分や家族の健康状態、病気や介護(52.3%)」「収入・家計・借金(10.6%)」「自分の仕事(10.3%)」が順にあげられている(※1)。特に健康状態の悩みを解決することは、従業員自身の問題だけでなく、企業としても生産性向上につながる重要な問題だ(※2)。従業員等の健康管理を経営的な視点で捉える健康経営の在り方についてこれを機に考えたい。
※1 出典元:令和3年度 健康実態調査結果の報告
※2 関連記事:健康経営とは?推進の背景やメリット、導入方法を解説
調査概要
調査主体:全薬工業株式会社
調査名 :「不眠や更年期に関する調査」
実施時期:2023年7月24日から7月26日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の男女有職者842人(男性:424人、女性:418人)
調査委託先:株式会社インテージ














