スクラムスタジオと博報堂の新たなグローバル事業共創プログラム『AgeTechX』始動
スクラムスタジオ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋正巳、以下スクラムスタジオ)と株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、パートナーとなる国内企業(以下パートナー企業)とともに”AgeTech(エイジテック)”にフォーカスした、世界中のスタートアップと連携・事業共創を行うグローバル事業共創プログラム『AgeTechX(エイジテックエックス)』を11月から開始すると発表した。
概要
AgeTechは生活者発想でシニアビジネスを創造していく「博報堂シニアビジネスフォース」と、シリコンバレーと日本を拠点にしているベンチャーキャピタルであるスクラムベンチャーズの関連会社、スクラムスタジオが立ち上げたグローバル事業共創プログラム。エイジングに伴う課題(心身の加齢、社会的立場やつながりの変化、生活上でできることの変化等)を改善・解決し、生活をより豊かにするようなソリューションや提案を導く。ライフサイエンスやバイオテック領域の研究の進化、デジタルテクノロジーの活用などで、海外では様々なスタートアップや投資ファンド、IT業界を中心とした大企業が参入している投資領域であり、高齢化が進んでいる日本でも市場が今後大きくなる可能性が高い領域だ。製薬・ヘルスケア、保険、食品、電機、住宅など、幅広い分野で、健康・長寿を切り口に新たなサービス・プロダクトを創出/高付加価値化できる可能性を秘めている。
AgeTechX主要テーマ
①健康的なエイジング、健康寿命/Longevity & Healthy Aging
身体のメカニズム解明やテクノロジーの進化に伴って、若々しく健康的なエイジングを促進する領域
②充実したシニアライフ/Good Senior Life
心身の健康と社会的なつながりのあるシニアライフを、自立的に充実して幸せに過ごすことを促進する領域
プログラム概要
主催:株式会社博報堂、スクラムスタジオ株式会社
・パートナー企業:楽天保険グループ、ロート製薬株式会社、株式会社博報堂
・オブザーバー : 大阪商工会議所、自治体(調整中)
・リソースパートナー: 日本抗加齢協会、株式会社オースタンス
・開催期間:2023年11月1日から2026年10月31日の3年間(1年目は、2023年11月から2024年10月迄を予定)
まとめ
株式会社グローバルインフォメーションの市場調査レポートによれば、アンチエイジング製品の市場規模は2021年から2028年にかけてCAGR5.4%で成長すると予測されている。業種を超えた企業間やスタートアップとの事業共創により、どのようなサービス・プロダクトが創出されていくのか注目したい。














