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【新型コロナ5類移行から半年】 20代の75%が「コロナ禍」の方が働きやすかったと回答

2023.11.09

事業場向け産業保健支援サービスを提供する株式会社エムステージ(東京都品川区、代表取締役:杉田雄二)は、エムステージグループ創業20周年を記念した新聞広告第二弾を11月上旬の日本経済新聞に掲載する。それに伴い、全国の20代から50代の会社員435名を対象に「“移行ギャップ”によるストレス」に関するアンケート調査を実施した。

半数以上の会社員の働き方が変化

半数以上の会社員の働き方が変化

「コロナ禍(主に2020年~2022年)」と「現在(5類移行後)」の働き方を比較した際、51.5%の会社員が「変化がある」と回答。具体的な働き方に関して、最も大きく変化があった項目は「対面での会議」で、38.8%が現在の方が「増えた」、19.2%が「減った」と回答。次に変化が大きい項目は「在宅勤務(リモートワーク)」と「コミュニケーション」となり、36.6%が現在の方が在宅勤務(リモートワーク)が「減った」と回答。39.7%が現在の方がコミュニケーションが「増えた」と回答した。

20代の75%が「コロナ禍」の方が働きやすい

20代の75%が「コロナ禍」の方が働きやすい

「コロナ禍」と「現在」の働き方に関して、半数以上が「コロナ禍」の方が働きやすいと回答。年代別でみると「コロナ禍」の方が働きやすいと回答したのは、20代で75.0%、30代で58.9%、40代で53.5%、50代で24.4%となり、年齢が下がるにつれて「コロナ禍」の方が働きやすいと感じる結果となった。

プライベートや家庭に割ける時間の減少がストレスのトップ

プライベートや家庭に割ける時間の減少がストレスのトップ

「コロナ禍」の方が働きやすかったと回答した人が、「現在」の働き方により強くストレスを感じている項目は、「通勤再開・出社増加に伴う、プライベートや家庭に割ける時間の減少」(58)が最多となった。

3人に2人が“移行ギャップ”に戸惑い

3人に2人が“移行ギャップ”に戸惑い

「コロナ禍」と「現在」の働き方の変化への対応に関して、23.2%が「かなり戸惑いがある」41.1%が「どちらかといえば戸惑いがある」と回答。また、年代別でみると20代、30代の約8割が戸惑いを感じている結果となっている。

約6割が働き方によるストレスが仕事のパフォーマンスに影響

約6割が働き方によるストレスが仕事のパフォーマンスに影響

働き方によってストレスを感じるとき、21.4%が自身の仕事のパフォーマンスや仕事の意欲に「かなり影響が出る」、37.5%が「やや影響が出る」と回答した。

アンケート調査概要

調査対象:全国20~59歳の会社員 男女435名
調査日:2023年9月7日~2023年9月10日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:435

まとめ

半数以上の人が「コロナ禍の方が働きやすい」と感じていることが明らかとなった。その理由として「時間」や「コミュニケーション」に関連することが多く挙げられている。働き方によるストレスが仕事のパフォーマンスや意欲に影響を及ぼすとの声も多く、現在の働き方に対して従業員がどのようなストレスを感じているか、把握する必要があるのではないだろうか。