【第二新卒の転職活動に関する調査】信頼性が高い企業の発信方法「公式ウェブサイトでの詳細な発表」
調査PRサービス「RRP」を提供する株式会社リンクアンドパートナーズは、「第二新卒の転職活動」に関する調査を実施した。調査結果の一部を紹介する。
調査実施の背景
第二新卒として、新しい職を求める動きは近年増加していると言われている。その背景には、多様な経験を積みたい、キャリアを再構築したい、といった思いがあると考えられる。
しかし、第二新卒の方々が再度就活をする際、具体的に企業のどのようなポイントに目を向けているのか、情報を得るための主要な手段やソースは何なのか、これらの疑問をもつ企業も少なくないだろう。
そこで同社は、転職活動経験のある第二新卒503名を対象に、本調査を実施した。
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転職検討時の情報源「ジョブサイト」が最多
「Q1:転職を検討する際、どの情報源を主に利用しますか?」と質問したところ、上位から「ジョブサイトや求人情報サイト」が40.8%、「企業の公式ウェブサイト(プレスリリースなど)」が29.6%、「キャリアセンターや転職エージェント」が10.7%となった。
参考にしたい情報「経営戦略」が最多
「Q2:企業が発信する情報の中で、特に参考にしたい情報は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、上位から「経営戦略や将来の方向性の発表」が34.6%、「新製品・サービスの発表」が24.5%、「調査結果の発表」と「既存製品・サービスの実績発表」が同率で21.9%となった。
信頼性が高い企業の発信方法「公式ウェブサイトでの詳細な発表」が最多
「Q3:信頼性が高いと感じる企業の発信方法は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、上位から「公式ウェブサイトでの詳細な発表」が40.0%、「CEOや経営陣からの直接のメッセージ・コメント」が30.6%、「公式SNSアカウントでの情報共有」が25.7%となった。
調査概要
調査期間:2023年11月7日(火)~8日(水)
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査対象:転職活動経験のある第二新卒
調査人数:503人
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
出典元:「RRP」
まとめ
調査結果から、「企業の公式ウェブサイト」が最も信頼性が高く、「経営戦略」や「新製品・サービス発表」「調査結果の発表」に対する関心が特に高いことが判明した。厚生労働省が2023年10月に発表した新規学卒就職者の離職状況によると、新規高卒就職者が37.0%(前年度と比較して1.1ポイント上昇)、新規大学卒就職者が32.3%(同0.8ポイント上昇)となっている。若手求職者に向けてどのように情報を発信していくか、本調査結果を参考に改めて検討してみてはいかがだろうか。
参照:厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)