会社の飲み会で、「帰りたいな」と感じはじめる時刻のイメージは21時? ビジネスパーソンの現実と仮想のイメージ時間調査
シチズン時計(本社:東京都西東京市、社長:佐藤敏彦)では、全国のビジネスパーソンを対象に「現実と仮想のイメージ時間」と題した調査を行い、その結果を公表した。
調査概要
期間 2023年10月4日~10月6日
方法 インターネットによる調査
(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
対象 20代・30代・40代・50代の全国のビジネスパーソン400人
現実世界のイメージ時間 ビジネス編
同社が行った調査によれば、仕事に最も集中できる時刻のイメージとして「10時(31.8%)」「9時(20.0%)」「11時(13.8%)」が上位にあがっていた。また、アイディアがひらめく時刻のイメージは「10時(21.3%)」「11時(10.8%)」「9時(8.0%)」があげられている。両方の設問を見ても、重要な仕事は午前中に取り組む方がパフォーマンスを発揮しやすい傾向にあるのではないかと推測される。
また新型コロナウイルス感染症の5類移行後、初めての忘年会・新年会シーズンを迎える。そんな飲み会で「そろそろ帰りたいな」と思う時刻のイメージは「21時(23.8%)」「20時(17.0%)」「22時(13.3%)」の順で多い回答となっていた。世代別では20代が22時、30代から50代は21時が最多となっており、翌日の負担等を考えると21時までに切り上げた方が良さそうだ。
桃太郎が鬼退治に出かける時刻のイメージは8時? 仮想世界のイメージ時間
本調査では、上記のような仕事上のイメージ時間だけでなく、仮想世界のイメージ時間についても調査している。例えば、日本のおとぎ話の一つ、桃太郎が鬼退治に出かける時刻のイメージでは「8時(16.5%)」「9時(13.8%)」「7時(12.3%)」の順で回答が多くあがっている。ビジネスパーソンが出勤日に家を出る時間と、近い印象を受ける。
また、おばけが出る時刻のイメージは「2時(43.8%)」「0時(17.3%)」「23時(12.0%)」の順で多かった。昔から不吉な時間と言われる「丑三つ時」は、現在の時間で言うところの「2時~2時半」を指すという。このイメージは現代でも変わらないようだ。
まとめ
今回の調査で、ビジネスパーソンがイメージしている仕事時間や物語時間の特徴が明らかとなった。新型コロナウイルス感染症の5類移行後、対面での仕事や交流会も増えたのではないだろうか。東京都の2023年10月テレワーク実施率によれば44.1%と先月より1.1ポイント減少しており、緊急事態宣言下の2021年10月の55.4%と比べると10ポイントは減少している(※1)。
そんな出社機会が増えた中、ちょっとした雑談として、親交を深める機会として本調査を活用してみてはいかがだろうか。
※1出典元:テレワーク実施率調査結果をお知らせします!10月の調査結果