シフトワーカーの不満とは?【シフトワーカーの本音についてのアンケート】紙でのアナログなシフト提出が6割以上
デスクレスワーカー向けのヒューマンマネジメントプラットフォームを提供する株式会社クロスビット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小久保孝咲 )は、シフトワーカーを対象に「シフトワーカーの本音についてのアンケート」を実施し、300名から回答を得たことを発表した。
紙でのシフト提出が6割以上!シフトに対する不満は?
同社の調査によれば、職場におけるシフト提出の方法は「紙」が64.7%で最も多く、次いで「メール」が25.3%「シフト管理システム」が18.0%と続いている。
また、シフトに対する不満としては「シフトの確定が遅い」が64.0%で最多。次いで「提出に手間がかかる」が28.7%「シフトの希望が通らない」が23.9%と続く結果となっている。
同社は「現在のシフト管理をもっとDX(デジタル化)してほしいか」と尋ねた結果、68.0%が「はい」と回答したことも明らかにしている。
一方でシフト管理のDX(デジタル化)を望まない人は、その理由として「既存のやり方で困ったことがない(36.5%)」「慣れたやり方が良い(31.3%)」「LINEアカウントなど個人情報を知られたくない(27.1%)」などを挙げている。
なお、理想のシフト提出の方法については「LINE」が58.0%で最多となった。
約8割がシフト管理のデジタル化が働きやすい職場環境に繋がると回答
続いて同社は「シフト管理のDX(デジタル化)が、働きやすい職場環境に繋がると思うか」と尋ねた。その結果「とても思う」「やや思う」が合わせて77.4%で、約8割が働きやすい職場環境に繋がると思っていることが明らかになった。
さらに、どのような職場が「長く働ける職場」だと思うかとの設問では「繁忙やスキルに合わせて適正に給与が上がる(62.7%)」「希望のシフトに入ることができる(62.0%)」「働きぶりがしっかり評価される(57.7%)」が上位に並んだ。
また、過去の職場の退職理由としては「人間関係に問題があったから」が47.0%で最も多く、次いで「理想的な働き方ができなかったから(希望シフトに入れない、給与が見合わない、過重労働、評価されない、など)」が37.7%という結果になっている。
調査概要
調査名称:シフトワーカーの本音についてのアンケート
調査機関:Freeasy
調査対象:シフトワーカー
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年12月26日~2023年12月27日
有効回答数:300件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合がある
まとめ
本調査結果によれば、6割以上が紙でのシフト提出を行っていることが明らかになった。厚生労働省は「シフト制」の円滑な運用のための取組事例として、シフト管理アプリを導入したケースについて紹介。パソコンやスマホから希望日を申請できるようになったことで、シフト表の出来上がる時期が早まったとしている。
また、シフトをアプリやSNS、メールなどで共有することで、正確なシフト把握につながったケースも。シフト作成は担当者にとっても大きな負担となりかねない。改めてシフト管理システムの導入を検討してみてはいかがだろうか。
参照:厚生労働省「シフト制」の円滑な運用のための取組事例
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