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日本郵便、料金改定に伴い3時間限定で「郵趣のための押印サービス」を実施

2024.07.02

日本郵便株式会社は2024年10月からの郵便料金一部改定に伴い、新料額の切手類が発行開始となる2024年9月2日に「郵趣のための押印サービス」を実施すると発表した。

郵趣のための押印サービスとは?

郵便局では、使用する様々な通信日付印(消印)の印影・消印を収集することを「郵趣のための押印サービス」と総称しており、通信日付印(消印)には平常使用される「普通日付印」のほか、期間・使用方法を特定する「特別日付印」が存在する。

今回発表されたのは、2024年10月からの郵便料金値上げに伴い新料額の切手類が発行される2024年9月2日の9:00〜12:00限定で使用される「特別日付印」の押印だ。

実施対象と実施郵便局

実施対象と実施郵便局

対象となるのは「普通切手(16円、22円、26円、40円、85円、110円、180円、270円、300円、慶事用85円、慶事用110円、弔事用85円)」「郵便葉書・郵便書簡(通常葉書(85円)、往復葉書(170円)、郵便書簡(85円))」「レターパック(
レターパックライト(430円)、レターパックプラス(600円)、スマートレター(210円)」の券種。

押印サービスには台紙などに切手を貼って押す「記念押印」と、実際に差し出される郵便物に切手を貼って押す「引受消印」の2種類があり、レターパックは引受消印のみの対象だ。

実施するのは各地方の中央郵便局で、押印には「和文ハト印」「機械ハト印」「欧文ハト印」が用いられる。なお、東京中央郵便局・名古屋中央郵便局・大阪中央郵便局については各記念押印特設会場が京橋郵便局・名古屋柳橋郵便局・大阪北郵便局に開設される。

普通切手と郵便葉書・郵便書簡については郵頼による押印も受け付けるが、返送までは数週間以上かかる場合もあるという。郵頼の申込期限は2024年8月19日となっているので、注意が必要だ。

出典元:新料額の切手類の押印サービス実施内容等(日本郵便株式会社)

まとめ

新料額の切手類に関する押印サービスの実施が発表となった。実施は発行初日である2024年9月2日の9:00〜12:00に限定されるため、当日は各実施郵便局は混雑する可能性が高い。即日の入手を希望しないのであれば、郵頼での押印を利用するといいだろう。

参考:郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて (日本郵便株式会社)