「マネーフォワード クラウドインボイス」承認ワークフロー機能を提供　送付前の請求書回覧がよりスムーズに

株式会社マネーフォワードは「マネーフォワード クラウドインボイス」の送付プランにて、「承認ワークフロー」機能の提供を開始したことを発表。本機能により、サービス内にワークフローを組むことができ、送付前の請求書の回覧がスムーズに行えるという。この機能提供は、バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」におけるサービス併用時の体験向上の取り組みの一環として行っている「共通ワークフロー」機能の組み込みの第3弾として実施された。

スマートな回覧作業を実現

同社では、請求書を送付する際には請求書の内容を営業担当者とその上長、経理担当が内容の確認を行う必要があり、多くの部門や担当者をまたいだ回覧作業が発生していることに着目。「各所への承認手続きを行う際にハンコリレーに代表されるような、煩雑な手間や対応が課題となっている」として、今回ワークフローを作成できる機能の提供を開始した。各取引先ごとの営業担当者とその上長を承認者に設定することで、請求書回覧をサービス内で完結させられるという。

本機能の提供は、バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」におけるサービス併用時の体験を向上させる取り組みの一環として、2023年7月に提供を開始した「共通ワークフロー機能」の「マネーフォワード クラウドインボイス」への組み込みにより実現。今後も各サービスへの組み込みを進めることが予定されており、同社は引き続き「請求書の電子化を後押しするため、業務フローをスムーズにするための機能開発を進めていく」としている。

なお本機能の利用には有料契約と別途オプション契約が必要。詳細はサービスサイト（※）で確認していただきたい。

まとめ

法律の改正への対応などによって、バックオフィス部門の業務負担増加が懸念される中、送付前の請求書回覧をサービス内で完結できる本機能の提供は、担当者はもちろんのこと、承認者側の業務負担の軽減にも寄与することだろう。スムーズな業務フローの実現をサポートする同社の今後の取り組みにも注目したい。

※1：「マネーフォワード クラウドインボイス」サービスサイト