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複合機はリースor購入?導入時に重要視するポイントが判明 eclore調査

2024.11.26

BtoBマッチングサイト、エミーオは、複合機の導入や管理に関わる企業担当者200名を対象に、導入形態に関するアンケート調査を実施。企業が重視する「コスト管理」「保守・メンテナンス性」「運用の柔軟性」など、複合機導入のポイントを中心に、その選択理由やメリット・デメリットを明らかにした。

調査概要

調査日: 2024年11月12日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 200人
調査対象: 複合機の導入や管理に関わる企業担当者200名
出典元:厳選業者を紹介するBtoBマッチングサイト エミーオ

複合機導入、リースと購入それぞれのメリット

複合機導入、リースと購入それぞれのメリット

本調査結果で、現在複合機をリースと購入のどちらで導入しているかを尋ねたところ、「購入(50.5%)」が最も多く、「リース(41.5%)」を10ポイントほど上回っている。

また、先の質問で「リース」と回答した人を対象にリース契約のメリットとして感じる点についても質問。「初期投資が少ない(65%)」「税制面でのメリットがある(33.7%)」「常に最新の機器に交換できる(22.9%)」「保守サービスが含まれていることが多い(28.9%)」が上位に挙げられたことを報告した。

同じく「購入」と答えた人に、購入のメリットとして感じている点を尋ねる項目では、「長期的には費用が抑えられる(64.4%)」が最も多く、次いで「自由に使える、自由に設定変更ができる(42.6%)」「自社の資産として管理できる(31.7%)」が続いたという。

複合機の導入時に重視した点は?

複合機の導入時に重視した点は?

続いて本調査では、複合機を導入する際に最も重視した点について質問。「月々のランニングコスト(34.5%)」「保守・メンテナンスの手軽さ(21.5%)」「初期費用(21%)」が上位の回答となっている。

また、複合機のリース・購入を選ぶ際に重視する費用の内訳としては「月々の費用(リース料やメンテナンス費用など)(50.5%)」が最多に。次いで「初期費用(25.5%)」「メンテナンスコスト(故障や交換にかかる費用含む)(17%)」「法定耐用年数に応じた減価償却費(7%)」が続いたという。

導入形態の変更を検討する理由は?

導入形態の変更を検討する理由は?

さらに、複合機の導入形態を変更する場合に、どのような理由があれば再検討するかも質問。最も多く挙げられたのは「コスト削減が見込める場合(63.5%)」で、次いで「保守・メンテナンスサービスがより充実している場合(31.5%)」「最新機種への対応が必要な場合(30.5%)」が挙げられたという。

なお、次に複合機を導入する場合、リースと購入のどちらを選びたいか尋ねる項目では、「条件次第で検討したい(32%)」との回答が最も多く、次いで「リースを検討したい(30.5%)」「購入を検討したい(26%)」が続き、「現在の形態に満足している(11.5%)」は1割程度にとどまった。

まとめ

複合機の導入形態について、本調査ではリース・購入どちらを選択している場合であっても、最も大きなメリットとして挙げられたのは費用面に関することだった。導入時に最重要視することも月々の費用がトップに選ばれており、初期費用か、長期的な費用、どちらを抑制したいかによって、導入形態を決めている様子がうかがえる。

複合機の導入にあたっては、厚生労働省の「業務改善助成金」などの助成金制度や、中小企業であれば「中小企業経営強化税制」という税制優遇が受けられる制度などが活用できる可能性もある。導入時には制度を活用することも検討するといいだろう。

参考:業務改善助成金(厚生労働省)
参考:働き方改革推進支援助成金(厚生労働省)
参考:中小企業等経営強化法に基づく支援措置活用の手引き