アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』アップデート AIoTクラウド

シャープの子会社である株式会社AIoTクラウド(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松本融)は、2月13日にアルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』の機能をアップデート。月報作成機能の追加や運転者用アプリのプッシュ通知対応などで、さらなる利便性の向上を図るという。
主なアップデート
アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』は、市販のアルコール検知器で運転者の酒気帯びの有無をチェックし、スマホアプリ経由で検査結果をクラウドに送信・保管できるサービス。同社は今回のアップデートにおいて、主に3つの機能についてアップデートを発表した。
運転日誌機能に、新たに月報作成機能を追加
運転日誌機能に、日々の運転日誌のデータを自動で集計し、月報を作成する月報作成機能を追加。管理者用Web画面から運転者ごとに出力可能な「運転者月報」と、車両ごとに出力可能な「車両月報」の2種類に対応し、Excel形式で出力が可能となる。
OCR読み取り機能がオドメーターにも対応
アルコール検知器の読み取りに使用しているOCR読み取り機能が、車両のオドメーター読み取りにも対応。運転日誌入力画面からスマホカメラでオドメーターを撮影すると、数値を認識し走行距離の値を運転日誌へ自動入力する。あらかじめ撮影しておいたオドメーターの写真を運転日誌作成時にアップロードすることで、写真から数値を認識し反映することも可能。
運転者用アプリがスマホのプッシュ通知に対応
運転者用アプリがプッシュ通知に対応。指定の時間に全運転者に通知する「一斉通知」と、条件に合致した運転者のみに通知する「個別通知」の2種類に対応する。
出典元:AIoTクラウドのアルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』が、新たに月報作成機能の追加などアップデート(シャープ株式会社)
まとめ
アルコールチェック義務化により、担当者の業務負担が大きくなっている企業も多いのではないだろうか。しかし、法令違反はもとより、事故を防ぐためにも徹底した対応が不可欠だ。自社の状況や課題に応じてツールを活用することも検討すべきだろう。
今回同社が実施したアップデートは、業務の効率化や入力ミス、実施漏れの予防に大きく寄与する内容となっている。自社の対応状況に課題を感じている担当者はぜひ参考にしていただきたい。
参考:安全運転管理者の業務の拡充等(警察庁)