仕事探しが活発化するのは?採用チャンスは年明けから Indeed Japan

「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大八木紘之、以下:Indeed)は、仕事探しが活発化する時期について調査を実施。仕事検索数が増加する時期は、求職者数の増加や転職活動が活発化している状況であり、人材採用をしたい企業にとって自社に適した求職者を見つけやすい時期であるとも言える。そこでIndeedは企業のより効果的な採用活動の推進に役立つことを期待し、1年のうちで特に仕事検索数が増加する時期や増減の傾向について、調査結果を公開した。
調査概要
調査主体:Indeed Japan株式会社
調査対象期間:2022年1月~2024年12月
調査方法:対象期間内における各職種関連のキーワードについて、Indeed上での各月の検索数の割合を算出(検索数の割合を12ヶ月で合計100%としたときの各月の検索割合)
出典元:仕事探しが活発化する時期を調査(Indeed Japan株式会社)
仕事検索数は1月から急増し3月がピーク

Indeedは分類している約50の職種を基に、各職種に関連するキーワードの月別検索数を調査。全体的に見て仕事検索数が最も多い月は3月であることが判明した。仕事検索数は12月に最も減少するものの、1月に入ると一気に増加し始め、3月にピークを迎える傾向にあるという。Indeedはこの結果から、企業がより多くの求職者の中から人材を採用するには、この年明けから3月の時期がチャンスだと提言している。
また、職種別の分析結果を見ると、検索ボリュームが多い上位15の職種の中で、全体と同様に、1月から検索数が急増し3月にピークとなる傾向が毎年見られる職種は「事務」「医療関連」「ドライバー」「歯科」「営業」「警備」「不動産」「運送」の8つであることがわかる。
一方で「飲食」の仕事検索には異なるサイクルが見られており、毎年5月が最も仕事検索数が多く6月も継続して多い傾向にあることがわかった。飲食については学生のアルバイトとして人気があることから、新入学・進級に伴う学事日程が落ち着くタイミングに検索数が増加すると推察される。
まとめ
本調査結果から、仕事探しが活発化するのは年明けから3月にかけてのタイミングであることが明らかになった。多くの企業で新年度を迎えるであろう4月に合わせて転職したいと考える人が多いようだ。Indeedは3月には人事発表がある企業も多いことから、その結果を受けて仕事探しを始める人も多いと推察している。
人材不足が深刻化する中、採用活動をより効果的に行いたいと考える担当者も少なくないだろう。求職者の動きが活発化する時期に合わせて広告やイベントなどを実施することで、より多くの求職者に情報が届く可能性は高まるのではないだろうか。今後の採用活動の参考にしていただきたい。