男性のオフィスカジュアルへの女性の本音　好印象の条件とは？　オンワード樫山調査

株式会社オンワード樫山（本社：東京都中央区、代表取締役社長：保元道宣）のマーケティンググループは、全国の20代〜50代の女性220名を対象に「職場における男性の服装のカジュアル化」に関するアンケート調査を実施。男性のオフィスでの服装について、どの程度カジュアル化が進んでいるのか、カジュアル化について職場の女性は、どのように感じているのか明らかにした。

調査概要

調査主体：株式会社オンワード樫山 マーケティンググループ
調査方法：インターネットアンケート
調査システム：Questant
調査対象：全国の20代から50代の女性220名
調査期間：2025年7月11日～7月12日
出典元：メンズのオフィスカジュアル化に正解はあるか！？職場の男性の服装、「気にする女性」約3割 、「印象を左右する」 と答えたのは8割超（株式会社オンワード樫山）

約4割が「 職場で男性のカジュアル化が進んでいる」と実感　約7割は「気にしない」

本調査では職場の男性のカジュアル化（＝脱スーツ）の進捗について、約42％が「カジュアル化が進んでいる（だいぶ進んでいる、少しずつ進んでいる）」と回答した。

また「職場の男性のカジュアルスタイルについて気になりますか？」との設問には、28.2%が「気になることがある（すごく気になる、まあまあ気になる、気になるときがたまにある） 」と回答。「気にしない（まったく気にしない、あまり気にしない）」という回答が、7割超を占める結果となった。

服装は印象を左右する？好印象の条件とは

続いて本調査では「職場の男性の服装が、その人の印象をどのように左右すると思いますか？（複数回答可）」と質問。その結果「きちんとしている（50.0%）」「親しみやすい（34.1%）」「仕事が出来そう（25.0%）」といった声が多く挙げられたという。逆に「服装は印象につながらないと思う」と答えたのはわずか13.6%だった。

続いての「いい印象をもつ服装」の条件については「清潔感がある（71.8%）」がトップに挙がった。そのほか「サイズ感があっている（25.0%）」「毎日変化があり新鮮（7.7％）」といった回答が目立った。反対に「イマイチな印象」になる理由には「シワのある服（49.5%）」「靴やバッグが汚れている（45.5%）」という結果になった。

まとめ

本調査では、職場での男性の服装について約7割の女性がさほど関心を持っていないものの、清潔感は絶対条件と考えていることが浮き彫りに。スーツからカジュアルへの移行は、約４割の職場で進んでいることがわかった。

快適さや働きやすさを重視することが、従業員のエンゲージメントの向上にもつながる時代。熱中症対策や働き方の多様化の実現に向けた取り組みの一環として、職場での服装について見直している企業も増えつつある。本調査の結果は、脱スーツ・カジュアル化のルール作りなどにぜひ、参考にしたい。