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2025年12月の国内景気 4カ月ぶりに全規模そろって改善 TDB調査

2026.01.14

株式会社帝国データバンク(以下:TDB)は、全国2万4274社を対象に2025年12月の国内景気動向について、調査・集計を実施。景気DIは前月比0.3pt増の44.4と、2017年12月以来8年ぶりに7カ月連続での改善となったことを報告した。

調査概要

調査期間:2025年12月16日~2026年1月5日
調査方法:インターネット調査
調査対象:調査対象2万4274社、有効回答1万662社、回答率43.9%
調査機関:株式会社帝国データバンク
出典元:2025年12月の景気動向調査(株式会社帝国データバンク)

活発な季節需要、好調なAI関連の押し上げで改善傾向に

活発な季節需要、好調なAI関連の押し上げで改善傾向に

2025年12月の景気DIについて前月から0.3pt増の44.4と、2017年12月以来8年ぶりに7カ月連続の改善となったことをTDBが報告した。活発な季節需要や好調なAI関連が、押し上げ要因になったと分析している。

業界別では『小売』『運輸・倉庫』など5業界で改善、『金融』など5業界で悪化と二分化している状況が明らかに。規模別では4カ月ぶりに全規模がそろって改善。「中小企業」は3カ月連続での上昇がみられている。

改善傾向が続く国内景気の今後についてTDBは「金融政策の動向に注視が必要」としつつも、「年後半から緩やかな持ち直しが続く見込み」であると発表した。

全規模でそろって改善 中小企業の改善は3カ月連続

全規模でそろって改善 中小企業の改善は3カ月連続

「大企業」(48.7):前月比0.2ポイント増
2カ月連続で改善がみられた大企業。生成AIやサイバーセキュリティ対策に関連する需要が堅調な「機械・器具卸売」などを含む『卸売』で、9業種中6業種が上向いている。「鉄鋼・非鉄・鉱業」を含む『製造』も好調で、改善に寄与しているようだ。

「中小企業」(43.6):前月比0.3ポイント増
中小企業は3カ月連続の改善となり、特に『小売』は「自動車・同部品小売」など、9業種中8業種が上向いたという。年末の需要で「飲食店」を含む『サービス』も好調だった。

「小規模企業」(42.8):前月比0.7ポイント増
小規模企業は2カ月ぶりに改善。中小企業同様に年末需要の影響があった『サービス』が上向いたほか、自動車関連の需要を受けた『製造』も押し上げ要因であった。

まとめ

8年ぶりに7カ月連続での改善がみられ、規模別でも4カ月ぶりに全規模がそろって改善した国内景気。長期金利の上昇や日中関係の不安定化、人手不足といった懸念材料はあるものの、今後緩やかに持ち直していく見込みだという。引き続き動向に注目したい。