「DX推進部門責任者」6割以上が「形骸化を実感」 dev調査
株式会社dev(本社:長野県松本市、代表取締役:浅田佑介)は、企業のDX推進部門の最終責任者(20代~50代の男女)を対象に「企業のDX推進における現場の意識に関する調査」を実施。企業のDX推進部門の最終責任者が認識する自社のDX推進の進捗状況や課題、従業員の当事者意識の実態などを明らかにした。
調査概要
調査期間:2026年1月14日~1月19日
調査方法:インターネット調査
調査対象:企業のDX推進部門の最終責任者(20代~50代の男女)
調査人数:350名
モニター提供元:RCリサーチデータ
出典元:株式会社dev
DX推進の進捗「前者展開・拡大段階」が26.9%
本調査ではまずはじめに、DX推進の進捗状況について質問。その結果「全社展開・拡大段階(26.9%)」「一部導入・PoC段階(25.7%)」「検討・準備段階(17.7%)」という結果となった。
DX推進を阻む課題「専門人材の不足」が最多
続いて、DX推進を阻む課題についてたずねた項目では「DX専門人材の不足(33.4%)」が最多だった。次いで「DX戦略・ビジョンの不明確さ(29.7%)」「従業員のデジタルスキル不足(29.1%)」と続いた。
ほかにも回答比率20%を超える回答が複数みられており、DX推進部門を持つ企業のDX推進を阻む課題は多岐にわたると考えられる。
制度や取り組みの「形骸化」6割超が実感
次に、DX推進に関する制度や取り組みについて、形骸化していると感じるかを質問。「やや形骸化していると感じる(41.7%)」「形骸化していると感じる(24.9%)」と、合計66.6%が形骸化を実感していることが明らかになった。
また、DX推進について、従業員は“自分ごと”として捉えていると感じるかたずねる項目では「ある程度そう感じる(50.0%)」「非常にそう感じる(18.9%)」が約7割に。その一方で、企業のDX推進部門の最終責任者の約3人に1人が程度の差こそあれ、自社のDX推進への従業員の当事者意識を感じていないことが判明した。
従業員の当事者意識が醸成されない主な要因としては「従業員にとってのDXのメリットの提示不足(28.4%)」と「従業員がDX推進に関わる機会の不足(28.4%)」が同率1位に挙げられている。さらに「DXの重要性や必要性への理解不足」と「DXによる効果の実感のしにくさ」が26.6%という結果になったことが報告された。
まとめ
DX推進部門を持つ企業でも、進捗の課題に「DX専門人材の不足」が挙がっていることが、明らかになった本調査。また、従業員の当事者意識の希薄さ、といった課題も指摘されている。
専門人材の確保や全社での連携や協調といったことに、取り組めるのはバックオフィス部門である。DXの形骸化を防ぎながら、全社的な展開を進めるための施策の検討に、本調査を活用したい。












