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ビジネスユーザーの75%「生成AIで情報収集が完結する」と回答 日経BPコンサルティング調査

2026.03.05

株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)は、ビジネスの現場での生成AI活用実態と情報収集への影響度を明らかにするため、2025年11月に1000人のビジネスパーソンを対象に「生成AI活用調査」を実施した。

調査概要

調査期間: 2025年11月14日~11月19日
調査方法: インターネット調査
調査対象: 日本国内の企業に勤務するビジネスパーソン20歳代~60歳代
有効回答数: 1000人(各世代200人×5世代)
調査実施: 株式会社日経BPコンサルティング
出典元:生成AI活用調査】ビジネスの現場のリアルと本音(1) 生成AIが変えるビジネス情報収集の未来――約半数が生成AIを活用も「賢く疑う」(株式会社日経BPコンサルティング)

情報収集「生成AIで完結できる」75%

情報収集「生成AIで完結できる」75%

本調査では、47.1%が仕事における情報収集において、何らかの形で生成AIを利用していると回答。そのうちの75.2%が「情報収集を生成AIで完結できる」と回答した。特に「手早く概要を把握したい」「何を調べれば良いか、あまり分からない」「新しい言葉・事柄の意味・概要を知りたい」といった、情報収集の入り口で高い割合が示された。

また、デジタルネイティブ世代である20代のビジネスパーソンは、上の世代よりも生成AIを情報収集に積極的に活用する傾向があった。情報収集における生成AI全般の利用率が50%以上の人は「30代:16.0%」「40代:12.5%」と比べて「20代:19.5%」で高い割合が示されている。一方で利用していない層も22.0%存在し、ネガティブなコメントを寄せる人もいたことから、デジタルネイティブ世代全員が「同じように活用しているわけではない」という実態もうかがえる。

情報収集の場面によって異なる手段・情報源を選択

情報収集の場面によって異なる手段・情報源を選択

次に、仕事の情報を収集する場面別に利用することが多い手段・情報源について質問。いずれの場面でも検索エンジンがトップだったものの、それ以外では用途によって新聞・専門誌、生成AI、企業Webサイトなど、適切なツールを使い分けていることが明らかになった。

さらに、生成AI利用者が情報の裏付けを確認する際「公式サイトで再検索」を行う割合が32.1%に上ることが判明。企業・製品Webサイトが「最終的に当たる場所」として機能している様子がみられている。

また、生成AIの利用率が高い層ほど、企業Webサイトに対して「情報の信頼性・出所の明示」「常に最新情報への更新」「スマートフォンでの見やすさ」「図解や導入事例の充実」といったニーズが10ポイント以上高いことが明らかになった。

まとめ

多くのビジネスパーソンが情報収集における生成AIの有効性を感じていることが明らかになった、本調査。特に若い世代においてその傾向は高いとみられているが、その一方で同じ世代でも活用の度合いには差がある点も見逃しせない。

社内で生成AIの活用を進め、さらなる業務効率化を図るためには、情報提供や社内ナレッジの整備、情報精度との両立に向けた社内研修や利活用ルールの策定が不可欠といえるだろう。

また、企業Webサイトが「情報検証の最終確認先」として機能している実態についても注目したい。広報媒体であると同時に、事実確認の一次情報源としての役割・責任が、今まで以上に高まっていると考えられる。情報の正確性・更新性・検索性の強化を図りたい。