AI面接「受けてみたい」半数超も評価に疑問 キャリアデザインセンター調査
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性295名を対象に「AI面接」のアンケートを実施した。
調査概要
調査内容:第124回「AI面接について聞いてみました。」 / データで知る「女性と仕事」
調査期間:2026年1月7日~1月14日
有効回答数:295名
調査対象:女の転職type会員
調査方法: Web上でのアンケート
出典元:AI面接、どう思う?(株式会社キャリアデザインセンター)
AI面接「知らなかった」が約6割、受けてみたい人は5割超
本調査ではまずはじめに、AI面接の認知度について質問。その結果「知らなかった(やったことはない)」が59.3%と約6割を占めた。次いで「知っているが、やったことはない(38.6%)」が続き「知っていて、やったことがある」はわずか2.0%にとどまった。
また、AI面接を受けてみたいかについてたずねた項目では「やや受けてみたい(41.7%)」「受けてみたい(11.9%)」と、合計53.6%が関心を持っていることが分かった。
受けてみたい理由は「面接官との相性に左右されない(65.8%)」「新しい面接の形式を経験してみたい(50.6%)」「時間や場所の制約が少ない(50.0%)」といった声が多い。一方、受けたくないと回答した人の理由は「AIがどのように評価するのか不透明(69.3%)」が最多に。次いで「職場の雰囲気や社風を把握しにくい(65.0%)」「AIが自分の個性や熱意を理解できると思えない(46.0%)」などが上位に挙げられた。
応募意欲に影響? 「AI面接は公平」と感じる人が7割超
続いて、選考過程にAI面接が含まれている場合に応募意欲に影響が出るかを質問。その結果「変わらない(39.7%)」が最も高い割合を示した。
一方で「応募意欲が下がる(15.9%)」「応募意欲がやや下がる(19.0%)」と、応募意欲の低下を感じる人は34.9%に。反対に「応募意欲が上がる(6.4%)」「応募意欲がやや上がる(19.0%)」と、25.4%は前向きな影響があると回答している。
AI面接の公平性についてたずねた項目では「どちらかというと公平だと思う(56.3%)」「公平だと思う(14.9%)」という結果に。併せると、7割超の人が「公平だ」と感じていることが明らかになった。
まとめ
時間や場所を選ばずに実施できるAI面接。選考の効率化や評価基準の明確化などにも効果が期待できるだろう。一方で「面接を受ける側」には不安や戸惑いがあることを、踏まえておきたい現実が浮き彫りになった。
応募意欲への影響に関する回答を見る限り、導入する場合は意図やAIの判断ロジックを示すなど、ていねいな事前の説明が必要といえる。
「応募者体験の向上」の視点からも、AI面接を活用するタイミングや、人による面接との適切な役割分担を本調査結果を参考にしながら入念に設計したい。












