入社、昇進、昇格など「環境の変化」約7割がストレスを自覚 SMBCコンサルティング調査
SMBCコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田中良一)は、職場における環境変化が社員のパフォーマンスにどのような影響を与えるのかを明らかにするため、外部調査機関に委託し「2026年職場の環境変化とストレス・パフォーマンスに関する調査」を実施した。
調査概要
2026年職場の環境変化とストレス・パフォーマンスに関する調査
調査主体:SMBCコンサルティング株式会社(調査企画)
調査実施:株式会社ネオマーケティング(調査実施・集計)
調査期間:2026年2月28日から同年3月3日
調査対象:20歳~59歳の正社員で、過去3年以内に以下のいずれかの変化を経験した1000人
新卒入社または中途入社/昇進または昇格/降格または役割の変更/配置転換または部署異動/転勤または勤務地の変更/業務内容の大幅な変更/部下を持つなど、職責や役割に大きな変化があった場合
調査エリア:全国
調査方法:インターネットによるアンケート
出典元:昇進・異動などの環境変化、約7割がストレス SMBCビジネスセミナー「みんなの研修」調べ(SMBCコンサルティング株式会社)
昇進・異動などの環境変化73.6%が「緊張やストレスを認識」
本調査ではまずはじめに、職場での環境変化について質問。その結果、73.6%が緊張やストレスを感じており、そのうち32.4%が「強いストレスを感じた」と回答した。環境変化の内容ごとに見ると「新卒・中途入社:72.5%」「昇進・昇格:63.9%」と、ポジティブな変化であっても、多くの人が緊張やストレスを感じていることが判明している。
環境変化に対する不安としては「人間関係(33.2%)」「心身への負担(32.6%)」「自分にできるか不安(26.5%)」など、業務内容よりも「人や環境への適応」に関する回答が多く挙げられている。
環境変化による「体調への影響」を認識する人も多数
さらに、環境変化後の体調については、72.8%が「精神的不調を感じた」と回答。具体的には「仕事に行くのが憂うつになった(26.3%)」「睡眠の質が低下した(24.5%)」「集中力が低下した(20.9%)」といった声が寄せられている。
また、身体面でも不調を感じた人は68.6%にのぼることが明らかに。具体的には「疲労感の増加(33.6%)」が最も多く「病院を受診した(10.5%)」との回答もみられている。
なお、環境変化後の仕事への影響については「仕事のパフォーマンスが低下した(27.7%)」と回答する人が約4人に1人という結果になっている。
まとめ
成長機会のひとつともいえる、人事異動や昇進などが従業員にとっては「緊張」や「ストレス」につながっていることが改めて示唆された、本調査。業務内容よりも「人や環境への適応」に関する不安が多く挙げられており、約4人に1人が仕事のパフォーマンス低下を実感していた。
企業と従業員の成長を実現させるためには、環境が変化するタイミングでの従業員への適切なサポートが必要となるだろう。メンター制度や定期的な面談で不安を解消するほか、研修制度を充実させるといった取り組みが検討できそうだ。既存の支援体制の見直しなどの際に、ぜひ本調査を参考にしたい。













