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「AI面接」9割超が操作性を支持、3人に1人が緊張緩和 ROXX調査

2026.04.08

株式会社ROXX(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中嶋汰朗)は、開発・提供する採用支援サービス『Zキャリア AI面接官』を利用して選考を受けた候補者4755名を対象にアンケート調査を実施した。

調査概要

調査対象:『Zキャリア AI面接官』を利用して選考を受けた候補者
調査期間:2025年9月〜2026年2月
調査方法:Lookerによるオンラインアンケート
有効回答数:4755名
回答者の年齢層:10代〜50代以上(未回答を除く)
出典元:【ROXX】「Zキャリア AI面接官」利用者における満足度調査(株式会社ROXX)

AI面接「一般的な営業時間外」実施4割近く、7割超が利便性を支持

AI面接「一般的な営業時間外」実施4割近く、7割超が利便性を支持

同社はまずはじめに、AI面接を実施した時間帯および曜日を調査。「土日:19.8%」「平日の夜間から早朝(20時〜翌8時):24.4%」など「企業の一般的な営業時間外」における利用率が、全体の38.4%だった。

10代ではは「夜間・早朝(20時〜翌8時):30.8%」が全体平均を大きく上回った。一方、年齢層が上がるにつれて、午前中の利用率が高まる傾向も見られている。

利便性への支持については、すべての年代において70%以上が肯定的な回答をした。

改善要望は「技術的課題」に集中

改善要望は「技術的課題」に集中

続いて、操作性や安定性について質問。全年齢層において、90%以上が「操作に不便を感じなかった」と回答した。

一方で、自由回答の改善要望を分類した結果、1427件の有効回答のうち上位3カテゴリは「音声・音質の不安定:342件」「通信・接続の不安定:220件」「音声認識精度の低さ:207件」と、いずれも技術的な課題だった。

なお「対面・人間の面接の方が良い」という、本質的なAI面接への抵抗感は17件(1.2%)にとどまった。

「心理的負担が軽減された」3割超に

「心理的負担が軽減された」3割超に

次に、AI面接が候補者のパフォーマンスに与える影響を分析。候補者の35.7%が、対人面接と比較して「心理的負担が軽減された」と回答したことが明らかになった。自由回答でも「緊張緩和・リラックス効果」は642件と2番目に多く挙げられている。

また、AI面接の良い点として利便性・緊張緩和に次いで挙げられたのは「AIとの対話品質:164件」「やり直し・何度でも受けられる:139件」「新しい体験・先進性(112件)」であった。

全世代共通の支持と、年代ごとに異なるニーズ

さらに、全世代共通の支持基盤がある一方で、年代ごとに異なるニーズや受容傾向が明らかになった。10代・20代では生活動線に合わせた利用と、リラックス効果の実感が多く挙げられた。

30代・40代は利便性への支持に加え「操作性」や「通信・接続の安定性」への評価が、50代以上では「緊張緩和・リラックス効果」が40.7%と全年代で2番目に高く、「AIとの対話品質」や「新鮮さ・面白さ」を高評価した割合は全年代で最も高かった。さらに、40〜50代以上では「新しい体験・先進性」の評価が若年層を上回った。

なお「時間の融通」はすべての年代において、最も高い評価を獲得しており、その支持は70%を超えた。

まとめ

企業側、候補者側の双方に、さまざまなメリットがあるAI面接。応募者からは、利便性や緊張緩和といった点が特に支持されている。時間帯や場所を問わずに面接ができることから、従来の採用スタイルではエントリーしづらかった層からの応募の可能性が広がるなど、企業側にも利点が多い。

一方で、技術的な課題も散見されいる。スムーズなAI面接を実施する上では、利用環境の多様化に適応する制御の重要性も示唆されている。今後、AI面接の導入を検討する際に、参考としたい。