ニューノーマル時代のバックオフィス課題発見イベント「Less is More.」レポートVol.3
7月14日火曜日、株式会社インフォマート主催のイベント「Less is More.」が開催された。レポートVol.1では、登壇企業の語るポイント、Vol.2では袖山氏と金氏による基調講演について紹介した。Vol.3では株式会社インフォマート 戦略営業部 園田氏がモデレーターを務めたパネルディスカッションの内容について紹介する。
第一部
サイボウズ株式会社 川畑 稔 氏 × Chatwork株式会社 秋國 史裕 氏 × 株式会社ブイキューブ 菊地 類 氏
質問:御社ではテレワークを行っていますか?
サイボウズ 川畑 氏:緊急事態宣言後、郵送物の確認で数名当番制で出社していましたが、ほぼ100%テレワークを実施しました。現状は出社・テレワークを選べる状況で70%ほどの従業員がテレワークを実施しています。
Chatwork 秋國 氏:基本は在宅勤務を行っており、出社したい場合は本部長承認を得ないと出社できない仕組みとなっています。総務・人事担当者は毎週水曜日に出社をして郵送物等の対応をしています。
ブイキューブ 菊地 氏:コロナ前から、もともとテレワークの実施を行っており、緊急事態宣言後は原則全社テレワークとなりました。総務・人事担当者は紙の仕事があるので当番制で出社していますが、この3ヶ月でできるだけ電子化をすすめました。
質問:今後「Less」していきたいことはなんですか?
サイボウズ 川畑 氏:効率が悪い作業を減らしていきたいと思います。多重の入力や作業を減らして、人間だからこそできる仕事を増やしていきたいです。
Chatwork 秋國 氏:メールを無くしていきたいです。社外とのやりとりもChatworkを使うようにしています。帳票などの文章なども電子化していきたいと考えています。
ブイキューブ 菊地 氏:満員電車をなくせたらいいです。7月頃からまた電車に乗る人数が増えたという話もありますが、第二波・第三波がきたときのために常態化しておく必要があると思います。
第二部
株式会社エイトレッド 鬼頭 英二郎 氏 × 株式会社ネオキャリア 稲田 鷹明 氏、竹田 圭吾 氏 × ワウテック株式会社 壁本 典之 氏
質問:御社ではテレワークを行っていますか?
ネオキャリア 稲田 氏、竹田 氏 :職種にもよりますが、4月の緊急事態宣言以降、紙の業務を無くしたりコミュニケーションなどの改善に務め、一部職種から徐々にテレワークをすすめています。
エイトレッド 鬼頭 氏:もともとテレワーク制度があり、緊急事態宣言下では全員テレワークを実施しました。紙の業務のため、数名は出社をしていました。
ワウテック 壁本 氏:テレワーク制度は3年前からあったので多くの従業員が普段から使っていました。4月からは強制され、現在は8割ほどがテレワークを行っています。
質問:今後「Less」していきたいことはなんですか?
ネオキャリア 稲田 氏、竹田 氏:自社でテレワークを行い、2つポイントがありました。1つ目は紙を無くし電子化すること。2つ目は対面でのコミュニケーションを減らしてオンライン・オフラインを使い分けることです。
エイトレッド 鬼頭 氏:紙とハンコを無くしたいです。これからは、クラウドサービスが広がり、所有するという感覚が減り利用する感覚が増えていくのではないかと思います。
ワウテック 壁本 氏:どの企業でも、オフィスの在り方について考えているのではないでしょうか。対面でのコミュニケーションも重要ですが、オフィスの再定義を考えるタイミングだと思います。
第三部
株式会社あしたのチーム 赤羽 博行 氏 × 株式会社エフアンドエム 池邉 俊貴 氏 × 株式会社ペイミー 三木 啓悟 氏
質問:御社ではテレワークを行っていますか?
ペイミー 三木 氏:2月から在宅勤務を開始しました。7月からは原則在宅勤務で希望者は出社するというように、柔軟に対応しています。
あしたのチーム 赤羽 氏:2月からテレワークにシフトしました。4,5月は出社停止、7月からは月曜日だけ出社で、火曜~金曜はフルリモート・フルフレックスという形をとっています。下期からは月曜日もテレワークに移行する予定です。
エフアンドエム 池邉 氏:緊急事態宣言下では在宅勤務を実施しました。解除後は部署によって出勤・在宅に分かれ、取引先への訪問がある部署などは出社して業務を行っています。
株式会社インフォマート 木村 慎 氏:今回のイベントでは11社のサービスについて情報を提供しました。ペーパーレスを皮切りになくなっていくもの、なくならないものがあるでしょう。会社はどこまで効率化しても従業員の仕事があって成り立っています。次の課題、次のトレンドが始まる前にまずはご紹介したサービスを使ってみていただきたいと思います。今後もサービスだけでなく、使い方や文化についてもイベントを通して伝えていきます。
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