クラウド型勤怠管理システム『マネーフォワード クラウド勤怠』を提供開始
株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区)は、ビジネス向けクラウドサービス『マネーフォワード クラウドシリーズ』の新サービスとして、クラウド型勤怠管理システム『マネーフォワード クラウド勤怠』を提供開始した。また今夏より、『マネーフォワード クラウド給与』と連携して労働生産性分析が行える機能などの提供を予定している。
■背景
2019年4月から順次施行される働き方改革関連法により、企業は働き過ぎを防ぎながら、ワーク・ライフ・バランスや多様で柔軟な働き方を実現する労働環境の整備が求められている。具体的には、新たな残業時間の上限規制やフレックス制度の拡充、年5日間の年次有給休暇の取得など、勤怠・就業管理のシステム対応が迫られている。
このような状況を受け、同社は企業の働き方改革への対応をサポートするため、『マネーフォワード クラウド勤怠』を提供開始した。労働時間や休暇取得状況をリアルタイムに把握し、法令遵守はもちろんのこと、労働環境作りをサポートする。また今夏より、労働生産性を高めるための、3つの新機能の提供を予定している。
■クラウド型勤怠管理システム『マネーフォワード クラウド勤怠』概要
『マネーフォワード クラウド勤怠』は、リアルタイムで従業員の勤怠状況を確認・集計・分析まで行うことができる勤怠管理システム。シフト制や裁量労働制、フレックスタイム制など、様々な雇用形態に対応している。また、シフト機能やワークフロー機能も備えており、パート・アルバイトのシフト管理や、休暇・残業・休日出勤などの申請・承認を本システム上で行うことができる。
■提供予定の機能
(1)労働生産性分析
本サービスとクラウド型給与計算ソフト『マネーフォワード クラウド給与』を連携し、勤怠データと給与データを組み合わせて労働生産性を分析する機能
(2)コミュニケーションツールとの連携
『Chatwork』『Slack』等のチャットツールと連携し、チャットツール上での打刻やワークフロー承認、打刻忘れの催促などが行える機能
(3)カスタムアラートによるモニタリング
残業上限への抵触状況や36協定の特別条項発動状況など、検知したい状況をアラート設定することで、就労管理を強化する機能
■まとめ
今回提供されるサービスで、長時間労働の是正や法令遵守はもちろんのこと、魅力的な労働環境作りにも一役買いそうだ。 働き方改革に向けて自社に最適なサービスは何か、探してみるのもよいかもしれない。