日本マイクロソフトの働き方改革~ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏~
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)は、自社の働き方改革の加速に向けて、「ワークライフチョイス」を推進する自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」を本年夏に実施。
社員一人一人が、仕事(ワーク)や生活(ライフ)の事情や状況に応じた多様で柔軟な働き方を、自らがチョイス(選択)できる環境を目指す。
■社員の様々な事情や状況に合わせた新しい働き方
日本マイクロソフトは、働き方改革(ワークスタイルイノベーション)を経営戦略の中核に位置付けている。そして、自社の働き方改革の基本理念として、「ワークライフチョイス」を掲げている。
「ワークライフチョイス」は、社員一人一人が、仕事(ワーク)や生活(ライフ)の事情や状況に応じて、多様で柔軟な働き方が選択(チョイス)できる環境を目指す。
「ワークライフチョイス」の推進に向けた新しい自社実践を実施することで、全社員が「短い時間で働き、よく休み、よく学ぶ」ことにチャレンジし、生産性や創造性の向上を目指す。このチャレンジに関しては、効果測定(向上、削減、満足の観点など)を実施し、実践後にその結果を公表していく予定だ。
■ワークライフチョイス チャレンジ2019夏
〇ワークライフチョイス推進の「機会」の提供:週勤4日&週休3日制トライアルの実施
・2019年8月の全ての金曜日(2日、9日、16日、23日、30日)を休業日とする
・正社員は特別有給休暇を取得し、全オフィスをクローズとする
・2020年8月も実施予定
〇ワークライフチョイス推進の「実践」の支援:ワークライフチョイス社員支援プログラムの実施
以下の視点で支援プログラムを用意する
■自己啓発関連費用サポート
・期間中に行われた自己啓発に関わる費用の補助
・ベネフィットポイントを 1.5 倍 付与
・適用先の具体例【各種講座入会金、授業料、試験受験料など】
■異文化異業種職場体験プログラム
・異文化異業種の他企業に赴き、職場体験/学習を行う
・会社は体験先企業/日程/内容をメニュー化し希望社員とのマッチングを行う
・具体例【現場の方との意見交換やグループディスカッション、製造工程/設備点検など現場での業務見学、専門職の方のシャドウイングなど】
■“わくわくライフ”関連費用サポート
・期間中に行われた家族旅行やレジャーに関わる費用の補助
・ベネフィットポイント/ウェルネスポイントを 1.5 – 2 倍 付与
・具体例【国内旅行費用、スポーツ施設利用料、レジャー費用など】
■ファミリーケアアイディアコンテスト
・期間中の家族との過ごし方について社員からアイディアを募集
・審査の上、評価されたアイディアには提案に応じた支援を行う
■社会貢献活動費用サポート
・期間中に行われた社会貢献活動に関わる費用の補助
・ベネフィットポイントを 1.5 倍 付与
・具体例【ボランティア活動費、交通費、宿泊費など】
■社会貢献活動マッチングプログラム
・関東圏/各地域において社会貢献活動に参加する
・会社は活動先/日程/内容などをメニュー化し、希望社員に対して事前の教育とマッチングを行う
・具体例【障碍のある児童生徒向けのプログラミング研修、教職員向けプログラミングワークショップ、高齢者向けタブレット研修】
■まとめ
1日分増えた休みを各社員が自身のスキルアップや、家族サービス、社会貢献などに費やす「ワークライフチョイス」は、生産性や創造性の向上に期待でき、新しい働き方を後押ししていくだろう。自社に最適な働き方は何か、参考にしてみるのもよいかもしれない。