退職リスクを察知し、事前に対策!人事担当者の業務負荷を軽減するAIツールが登場

株式会社MatrixFlow(本社:東京都三鷹市)は、プログラミング不要のAI構築プラットフォーム「MatrixFlow」で利用できる、人事領域向けサービス「HR Flow」を8月28日(水)より提供開始した。
「HR Flow」は、退職リスク予測をはじめ、人事領域の指標を予測する際に利用できる。
従来、人事部の担当者が分析していた業務が自動化されることにより、業務負荷の低減が期待され、隠れた指標が顕在化することにより、より効果的な退職抑止施策の立案に貢献することが期待できる。
■退職によって企業が受ける損失
多くの企業は優秀な人材の採用や、採用した社員に対する教育のために多額の費用を投じている。しかし、従業員の退職によって企業は大きな損失を被ることになる。
新卒採用を対象とした株式会社マイナビの調査によると、入社予定者1人当たりの採用費平均は53.4万円となっている。産労総合研究所の調査によると、1社当たりの教育研修費用総額は、2017年度は予算額7,703万円、2018年度は8,017万円だ。
従業員の退職により、先行投資として行ったはずの採用や教育は企業にとって回収できない費用となってしまう。
■MatrixFlowが解決できる課題
このような損失を未然に防ぐため、MatrixFlowでは、企業がAIで退職者の傾向を事前に察知し、個別フォローや制度の改善などのポジティブな施策の実施により退職の事前抑止に貢献できるよう、「HR Flow」をリリースする。
HR Flowでは、すでに社内にある人事データを活用し、ボタンやマウスの操作のみでAI構築ができる。
「アルゴリズムの選択」「アルゴリズムを制御するハイパーパラメータの調整」などは自動化されているので、知識や経験は不要だ。
これにより、人事領域で多くのユーザーがAI技術を活用し、得られた知見からポジティブな施策による離職率の改善が期待される。また、事前検証で87.5%の精度(再現率)で退職者を予測でき、効果は実証済みだ。
■HR Flowが体験できる無料セミナーを開催

サービスのリリースにあわせ、人事領域でのAI活用を検討している人に向け、HR FlowでAIによる退職リスク予測を体験できるセミナーを、9月25日(水)に開催する。
この「ビジネス活用のためのAI講座」では、人事領域でのAI活用例を紹介し、実際に受講者にもHR Flowを体験利用することを予定している。
〇無料セミナー「ビジネス活用のためのAI講座」詳細
・日時 9月25日(水) 19:00~22:00
・場所 〒151-0053 東京都渋谷区代々木四丁目33番地10号 トーシンビル4階 (京王新線「初台」駅より徒歩3分)
・応募方法 専用フォームより、申し込み
※応募者多数の場合は抽選となる。
■まとめ
優秀な人材の採用や、教育費用のために多額の費用を投じているが、従業員の突然の退職は、企業にとっては大きな損失となる。
退職リスクを減らし、人事担当者の業務負荷の低減を行うことに課題がある企業は、導入を検討してみてはどうだろか。