働き方改革のモデル事例が集まる「第5回 ホワイト企業アワード」エントリーが開始!
日本企業のホワイト化を促進する一般財団法人日本次世代企業普及機構(本部:大阪市中央区、通称:ホワイト財団)は、働き方改革のモデル事例が集まる「第5回 ホワイト企業アワード」のエントリーを2019年10月1日(火)より開始した。
どのような企業が対象となるのだろうか。昨年の事例を踏まえて、紹介したいと思う。
■ホワイト企業アワード
ホワイト財団は「家族に入社を勧めたい、次世代に残すべき素晴らしい企業」を発見し、第三者として企業の取り組みを評価・表彰する組織。
2015年よりその企業が世に認知されるよう「ホワイト企業認定」を実施。2016年より毎年3月に、ホワイト企業認定を取得した企業の中から、一番素晴らしい取り組みを表彰する「ホワイト企業アワード」を開催している。
「ホワイト企業アワード」の受賞部門は、最優秀賞を含めた10部門の賞を、大企業と中小企業区分にわけて表彰する。今年度は企業価値協会と業務提携し、『価値あるビジネスモデル』部門を新設。主に中小企業が持つ「お客様や社会から強く支持される特徴的なビジネスモデル」を企業価値協会と共に評価・表彰する事で、その価値を世の中に伝え、永く続くために進化発展させていく。
■昨年度「第4回ホワイト企業アワード」の受賞企業一覧
■昨年の最優秀賞受賞企業の取り組み内容
『生産性向上』部門 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
〇ゴルフのルールを活用した働き方の意識改善「オネストジョン」の導入で、時間管理の意識をUP!
オネストジョンとはゴルフ用語で、スコア予測を申告し、プレー後に実際のスコアに近かったかを競うゲーム。これを残業時間に当てはめ、単に削減するだけでなく、残業時間の予測・実績把握・誤差の検証までを行う。「なぜ残業が必要か」「どれぐらいが適正か」といった自身の働き方や効率性の本質を改善できる仕組みと、大企業のみならず中小企業でも実現可能な取り組みとして評価。
『健康経営』部門 株式会社サカタ製作所
〇「社員が心身ともに健康で、持てる資質・能力を十分発揮すること」は企業の最大の価値とし、働き方改革を起こしにくい製造業において、短期的ではなく中長期的に働きやすい職場作りを行う
県とタイアップして野菜プラスランチと称し、1日に必要な野菜摂取量を社員に体験してもらい、生活習慣病予防施策を実施。変化を起こしにくい製造業でも、社員の健康が企業の最大価値として中長期的な様々な取り組みの実施により、結果として業績向上にもつながっていることを評価。
■ホワイト企業アワード 応募概要
応募期間:2019年10月1日(火)~12月13日(金)18:00
応募対象 :
①ホワイト企業認定を既に取得している企業
②ホワイト企業認定取得を希望する企業。※事業規模は問わない。
(認定を取得した企業がホワイト企業アワードの選考に進む)
応募方法:プレエントリーフォームより応募
■ホワイト企業アワード表彰式 概要
・表彰式:2020年3月17日(火) 15時開演 東京・明治記念館(JR中央・総武線 信濃町駅徒歩3分、他)
・賞の種類: 10部門の賞を、大企業と中小企業区分にわけて表彰する。
・審査チーム:五味田 匡功(ホワイト財団 代表理事)、小室 淑恵(ホワイト財団 評議員、株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長)、一般社団法人企業価値協会
・ホワイト企業アワード協力企業(50音順)
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会グローバルウェイ、株式会社Donuts、株式会社リロクラブ、株式会社Lean on Me
■まとめ
働き方改革のモデル事例が集まる「ホワイト企業アワード」のエントリーが開始された。
働き方改革の取り組みを考えていく上でも、昨年度受賞した企業の事例を参考にしてみてはどうだろうか。