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”整体×アパレル” の異業種コラボ。両社の“プロフェッショナル”な部分を福利厚生として社員に提供。

2019.11.06

 整体×骨盤サロン「カ・ラ・ダ ファクトリー」などを海外・国内に320店舗以上展開する株式会社ファクトリージャパングループ(本社:東京都千代田区)は、ワールドグループの「オペーク ドット クリップ」や「THE SHOP TK」を運営する株式会社スタイルフォースと福利厚生分野での提携を開始し、10月25日(金)に企業コラボ発表会・ファッションショーを開催した。

 ”整体×アパレル” の異業種コラボが実現し、従業員満足度・モチベーションの向上へつなげていくようだ。

■「ビフォー&アフターファッションショー」

 企業コラボ発表会・ファッションショーでは、2019年の年内を目標に、ファクトリージャパンとスタイルフォース社の福利厚生分野での提携を進めていく旨が発表された。今後、カラダファクトリーの整体メニューとスタイルフォース社の抱える6ブランドの商品を、両社の社員に従業員特別価格で提供する。
 
 さらに、今回の提携内容の社内への浸透・利用促進を狙いとした「ビフォー&アフターファッションショー」を実施。「ファッションステージ」では、日頃のコーディネートに悩むファクトリージャパン社員・内定者をスタイルフォース社の店舗スタッフがオシャレにコーディネートした。
 また、「施術ステージ」では、体の姿勢や歪み、柔軟性に悩みがあるスタイルフォース社員をカラダファクトリーの整体師が施術。ファクトリージャパン社内のトップ施術家の技術を間近で見ることが出来、参加者からは歓声が上がった。

■両社の“プロフェッショナル”な部分を福利厚生として社員に提供を開始

 ワールドストアパートナーズ 谷村耕一代表取締役社長は、「自社のバリューチェーンの最終段階に実店舗での販売があり、ブランドイメージを決定する重要な役割を担っている」「足腰に負担のある立ち仕事でも、いつまでも生き生きと健康に働けるようにしたいと思っている」「現場の社員が体のメンテナンスを通じていきいきと働ければ」と実店舗の労働環境づくり、継続的な健康面でのサポートを重視している旨を講演した。また、スタイルフォース 渡邊智則社長は、「ワールドグループにとっても異業種とのコラボレーション、福利厚生面での企業間提携は初の取り組みであり、社内の注目度は高い」と期待しているそうだ。

 「オペーク ドット クリップ」で購入した服を着て参加した、ファクトリージャパン 小牧めぐみ代表取締役社長は、「ファッションステージ」と「施術ステージ」を見て、「何年も積み上げたプロフェッショナルの仕事を、お互いに誇りに思ってほしい」と笑顔で語った。

 また、自社の整体サービスの割引サービスを「家族割」として従業員の家族に提供するなど、福利厚生を広く提供しているファクトリージャパン。今回の福利厚生分野での異業種コラボに関しても「プロとして輝くときに、(福利厚生を)たくさん利用して、今ある自分を輝かせてほしい」と話し、サービスの利用を促した。

 ファクトリージャパンとワールドグループの福利厚生分野での提携は、今回の効果を検証し、ワールドグループ内での展開を検討していく。両社の現場スタッフへのサポートをさらに強化し、従業員満足度の向上を図っていくそうだ。

   

  

   

■スタイルフォース社社員のスタイリングで、ファクトリージャパン社員が会場騒然のイメージチェンジに成功

■スタイルフォース社社員のスタイリングで、ファクトリージャパン社員が会場騒然のイメージチェンジに成功

 「ファッションショーステージ」では、ファクトリージャパン新卒入社内定者が登場。リクルートスーツに身を包み、「スーツの着方がわからない」と緊張した面持ちで話した。

 イオンタウン守谷THE SHOP TK店長の岩岡謙太郎氏のコーディネートにより、秋らしいシックなスーツに、ネクタイにオシャレなアレンジを施して再登場。会場から大きな歓声が上がった。

 スポーティなカジュアルファッションで登場したファクトリージャパン社員の大谷優作さんは「30代のファッションが分からない」と日頃の悩みを吐露。越谷レイクタウンTHE SHOP TK店長の佐々木祐一氏によるコーディネートで、落ち着いたジャケットにカジュアルなジーンズを合わせた年相応の素敵なスタイルに。「今すぐ店頭に立ちたい。明るい30代を頑張りたい」と笑顔で話した。

■整体師がスタイルフォース社社員を正しい姿勢に導く「施術ステージ」

■整体師がスタイルフォース社社員を正しい姿勢に導く「施術ステージ」

 肩の左右差が気になるアリオ蘇我THE SHOP TKスタッフ・波木美保さんは、エグゼクティブボディトレーナーである整体師・中村明弘さんが担当。15分の施術後、骨盤と上半身の歪みを整えることで、肩の左右差が整いバランスの取れた立ち姿になった。

 また、「施術ステージ」には、株式会社ワールドストアパートナーズ谷村社長も参加。日頃からトレーニングジムに通い健康は意識しているものの、若い頃に比べて柔軟性がなくなってしまったことが悩みと話し、施術前の前屈では床から約18cmほど手が浮く結果に。ファクトリージャパンの技術責任者である整体師・大貫隆博さんは、「前屈の柔軟性をつけるにはどの部位をほぐせばいいと思いますか?」と内定者に向けた簡単なクイズを挟みながら、谷村社長の施術を実施した。施術後、谷村社長は前屈で地面に手がつくほどの柔軟性を披露。プロの技に称賛の声が寄せられた。

■まとめ

 働き方の質も問われてきている今、社員の労働意欲を高めていくためにも、福利厚生は改めて欠かせないものとなってきている。

 福利厚生を充実させ、社員満足度を向上したい企業などは、このような取り組みを参考にしてみてはどうだろうか。

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