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経理業務デジタル化を推進するクラウド型経理業務自動化システム「BlackLine」業務プロセスが可視化されガバナンスの強化に

2020.03.03

 クラウドで経理財務業務の自動化ソリューションを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区)は、株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区)に経理財務部門のデジタル化を推進するため、クラウド型経理業務自動化システム「BlackLine」の導入後、稼働を開始したことを発表した。

 これにより、これから多忙になる経理財務部門の決算業務時間を削減することができるようだ。

■背景と経緯

 セゾン情報システムズは2014年より全社を挙げて業務の自動化・可視化を推進し、働き方改革に取り組んでいる。しかし一方で、経理財務部門において未だにアナログでの情報管理や業務フローが残っており、特に決算期の業務負荷集中時における経理担当者の残業時間削減が大きな課題となっていた。

 そこで経理財務業務のデジタル化により単純業務を自動化することで、経理担当者が残業時間を削減できるのみならず、集計以外のデータ分析や改善提案など企業価値向上に寄与する経理パーソンとしての新しい働き方を実践することを目的とし、BlackLineの導入を決定した。

■具体的な利用方法

 同社では、次のような用途でBlackLineを利用していルという。

・Excelによるタスク管理を廃止、リアルタイムでの決算進捗状況モニタリング

・手動による勘定照合作業を自動化、経理担当者の工数削減

・監査法人にアカウントを付与することで情報共有を促進し監査対応工数を削減

・デジタル化により、業務プロセスが可視化されガバナンスを強化

■株式会社セゾン情報システムズ 経理財務室室長 鷲尾 武氏の見解

 株式会社セゾン情報システムズ 経理財務室室長 鷲尾 武氏は、「BlackLineが経理業務のインフラとなったことで、経理財務部門の残業削減や働き方改革を自社実践した。導入検討時は、周辺の各システムへのつなぎの部分や内部統制への対応など心配な点は多々あったが、スモールステップで導入が可能であったため、スムーズな導入が実現された。
 導入により社内の経理財務業務の効率化だけにとどまらず、決算業務の可視化や情報の一元管理ができたことでガバナンス強化にも繋がったことを実感している。効率化とガバナンス強化を両立できたことで、経理財務部門メンバーの会計スキルを活かした次世代の働き方を実践していきたいと考えている。」と、述べている。

■ブラックライン株式会社 代表取締役社長 古濱淑子氏の見解

 また、ブラックライン株式会社 代表取締役社長 古濱淑子氏は以下のように述べた。
「セゾン情報システムズの経理財務業務の基盤としてBlackLineをいち早く選出、さらに短期間の活用で高い成果を挙げられていることを嬉しく思う。
 経理財務部門のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進することで、決算業務負荷を削減、本来の業務に集中できる環境を整え、セゾン情報システムズが目指す働き方改革に貢献できればと考えている」

■まとめ

 経理財務部門においては、未だにアナログでの情報管理や業務フローが残り、決算期の業務負荷集中時における経理担当者の残業時間や、ミス防止が困難など、作業としても大きな課題がある。

 しかし、BlackLineの導入により、既に経理担当の業務工数の削減が実現しているようだ。経理業務の働き方改革の一つとしても、システムの導入を検討してみてはどうだろうか。

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