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株式会社LITA オンライン全社員研修でチームワーク促進

2020.07.09

 株式会社LITA(東京都文京区、代表:笹木郁乃、従業員数10名、事業内容:PR代行・PR講座主宰)では、withコロナ時代のテレワークなど、多様な働き方に切り替わる中でも生産性を高め、社内の結束を高める施策を推進し、コロナ前よりも生産性・業績が向上している。

74.9%がテレワークでのコミュニケーション不足を実感

74.9%がテレワークでのコミュニケーション不足を実感

 株式会社LITAでは、コロナが流行し始めた3月末から自由出社とし、自己判断で働く場所を選べるようにし、4月以降は「原則テレワーク」という勤務体制に切り替えた。慣れないテレワークにより、意思疎通に時間がかかったり、コミュニケーションがうまくいかないなどが問題になった。

 社会全体でもテレワーク中の「コミュニケーション不足」が課題となり、働き方の多様化が社員に与える影響を調査したラーニングエージェンシーでも74.9%が「コミュニケーションの不足」を課題にしている。他にも、73.0%が「テレワークに不向きな職種、業務による不平等の発生」、48.8%が「残業の削減」などという課題が浮かび上がった。

「いいとも朝礼」コミュニケーション不足を補うためのLITAの取り組み

「いいとも朝礼」コミュニケーション不足を補うためのLITAの取り組み

 LITAでは、4月入社の社員もいる中で、実際に会ったことのない社員とも交流を深めるために、いくつかの施策を実施した。

1、毎朝始業時に全員で行う「いいとも朝礼」
毎朝の朝礼で、社員一人一人が「うれしかったこと、今悩んでいること」などの感情の共有と、「今日予定している業務内容、仕事で相談したいこと」など業務上の共有を実施する。テレワークでは、仕事で関わりのある人としか話さなくなるため、毎朝全員の顔をみて言葉を交わす時間を設けた。発言した社員は次の社員をテレビ番組の「笑っていいとも」のように指名していくことから、和やかな雰囲気が生まれ、周りのメンバーを知るきっかけにもなっている。

2、月に1回、2時間半の全社員研修を実施
月に1回、2時間半、オンラインで全社員研修を行うことにより社員に企業理念や行動指針、お互いの強みを生かしてチームを作るという意識が少しづつ浸透してきた。
テレワーク中のコミュニケーションに悩みを持つ人のヒントになるよう、画面越しでもつながっている感覚を得るために下記のような工夫をした。

・一人一人の良い点を全員が発表するし、本人はメモをとることで強みに気づくことができる
・自覚する弱みを発表することで困った時に助けを求めやすいベースづくりができる
・弱みを補うことができる人が挙手をすることで、助けあう土壌ができる
・画面越しに弱みを持つ人とサポートできる人がハイタッチをし、他の人は拍手をする
・研修後に各自が自分の取り扱い説明書を作成し、お互いの理解を深め合う

まとめ

 様々な企業がテレワークを実施する中、どこでも課題としてあげられるのは「コミュニケーションの難しさ」である。これまで、対面が主流だったこともあり試行錯誤している企業も多いであろう。時代のニーズの合わせたコミュニケーションの方法を生み出していくことも必要になってくるのではないだろうか。

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