新しい働き方の確立へ ぐるなびが新しい本社オフィスの運用を開始
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表:杉原章郎)は、2014年8月から段階的に在宅勤務やテレワークの導入を行い、2020年2月26日からはテレワークと時差出勤を活用した働き方を継続している。テレワークにおいてもスムーズに業務を遂行できていることを受け、2020年11月2日から新しい本社オフィスの運用を開始する。
組織を超えて新たな価値を共創
ぐるなびでは、「新しい働き方」の推進を図るためハード面とソフト面双方で新たな施策の導入を進めていく。2020年11月からは本社オフィスをフリーアドレス化し座席数を75%削減、2020年12月末には、本社オフィスを一部返却し面積を40%削減する。
新しい本社オフィスでは、「はかどらせる・仕上げる」「出会う」「繋がる・深める」「感じる・伝える」「調べる」「創る・膨らませる」「学ぶ・育てる」の7つの体験を実現し、下記6つのスペースからオフィスを創造する。
1、フリーアドレス
自宅よりも質の高い設備環境で、作業を効率化させるスペース。
2、バル
偶発的なコミュニケーションを促し、社員同士の信頼を構築するスペース。
3、ハドルスペース
複数人が集まって、組織が異なる社員とも気軽にコミュニケーションがとれるスペース。
4、フレキシブルスペース
研修や勉強会、ワークショップなど、クリエイティブなアイディアを生み出すスペース。
5、オープンミーティング
プロジェクトなど複数人が集まってひとりでは出来ないことを成し遂げるスペース。
6、ライブラリー
情報を得たり自身が持っていないリソースを蓄えることで閃きを掴む資料閲覧スペース。
また、多様な働き方に対応するためにはハード面だけでなく下記のようにテレワークを軸とした仕組みや環境を整備し、社員をサポートする。
1、経営層とのコミュニケーション強化
定期的な経営層からの動画メッセージの配信や、オンラインでのコミュニケーションの場の提供
2、人事施策
・本社勤務者を対象に2020年6月から定期代支給を廃止、実費精算
・通信環境補助を受けていない社員に月5,000円、通信環境補助を受けている社員に月3,000円を支給。
・多様な働き方に対応した人事制度の見直し
・フレックス化/リモート勤務など働く環境の多様化
・1on1のさらなる推奨
3、業務の可視化とプロセス改善
・2020年4月から試験導入していた「営業活動の一部オンライン化」を10月から本格的に開始
・会議ツールやコミュニケーションツールの導入
・電子契約によるペーパーレス化
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大前から、多様な働き方を推進している同社では、オフィスの在り方を見直すことで、社員の価値創造性や生産性の向上を実現していく。オフィス面積を40%削減するなどwithコロナ時代の新しい働き方を押し進めていくのではないだろうか。
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