パーソルグループ、新時代の働き方に合わせてオフィスリニューアル サテライトオフィスも順次開設予定
総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:水田正道)はニューノーマル時代における新しい働き方に対応するため、2021年から順次オフィスリニューアルを開始する。
新しいはたらき方に対応したオフィス
パーソルグループでは、2020年10月から約1万人の社員を対象に、通勤交通費を廃止しリモートワーク 手当の支給を開始するなど、柔軟な働き方を推進している。また、求職者の面談や相談などもオンラインに移行したことで、南青山オフィスの出社率が約2割になるなど、オフィスの最適化が急務となっていた。
そこで、各社の業務特性や出社状況に合わせて2021年1月から以下のようにオフィスのリニューアルを行う。
■動画配信スタジオを新設し、オンラインイベントの社内対応を可能に
これまでセミナーなどに使用していた南青山オフィスのスペースを動画配信スタジオとしてリニューアル。また、約10名の動画配信プロジェクトチームを立ち上げ、社内人員での質の高いオンラインイベントやセミナーの実施を目指す。
■オフィスのフリーアドレス化で部署を越えたコミュニケーションを促進
南青山オフィスは出社状況や業務内容に合わせて固定席の約8割をフリーアドレス化し、空いたフロアにはグループ会社が新たに入居する。共有ワークスペースでは、これまで接点のなかった部署同士のコラボレーションが生まれる可能性もある。また、カフェスペースは同じオフィスを利用する全てのグループ社員が利用できるため、グループコミュニーション機会の創出が期待できる。
■スピーカー設置などのインフラ整備を強化
社内外のオンラインコミュニケーションを円滑にするため、パーソルキャリアのオフィス内会議室にウェブカメラやスピーカーなどを設置予定。パーソルテクノロジースタッフ新宿オフィスにはライブ配信のための機材を設置し、迅速で最適なオンラインコミュニケーションを目指す。
■グループ社員4万人が利用できるサテライトオフィスを開設予定
自宅での在宅勤務は難しいが都心へのオフィスへの通勤はせず、勤務したい社員の要望に応えるために来春以降、グループ社員4万人が適宜利用できるサテライトオフィスを順次開設していく。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の働き方は大きく変化し、これまでのオフィスの在り方も見直されている。今後は、ますます業務のDX化やテレワークの導入が進むことが考えられる。新しい生活様式に則ったオフィス環境づくりをしていくことが求められていくであろう。
<PR>