社員の複業を支援するサービス「プロテア」正式リリースを前に先行受付を開始
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表:横道浩一、以下パーソルP&T)は、社員の健全な複業促進を支援するサービス「プロテア」の先行受付を、2021年1月21日から開始した。
多様な働き方を促進
コロナ禍において、社員の雇用を守るために副業・兼業を促進する企業も増えているが、社員の活動状況をいかに把握・管理していくかが課題となっている。また、パーソルP&Tが2020年12月に全国の会社員を対象に行った「副業の潜在ニーズに関する意識調査」では、副業未実施者においても副業がキャリア開発につながると考える割合が62.3%に上ることが明らかとなっている。
パーソルP&Tでは2020年6月から企業と社員の新しい関係性を築くための取り組みである「複業促進モデル実証プロジェクト」を開始している。その結果、企業が複業を適切に進めるためには、複業に関する適切な情報提供、社員のコンディションを守るセルフマネジメント支援、複業における効果の可視化が求められていることが明らかとなった。
複業を促進することは、社員に新たな成長機会を提供するための重要な人事戦略につながる。単なる副業許可制度ではなく、企業と社員の成長につながる適切な複業促進を支援するため、「プロテア」を開発した。
複業の活動状況を可視化
「プロテア」では、経営者・人事担当者向けに社員の複業に関する活動状況を可視化し、社員向けにはキャリア自律につながる複業活動を支援するプログラムを提供する。企業は複業を推進することで、複業を通じて得られた社員のキャリアを会社の資産として蓄積することができる。社員には、人生の選択肢を拡げていくための機会と「自ら考え選びとっていく力」を身につける支援プログラムを提供する。
「プロテア」は、社会環境の変化に応じて自分自身も変化させる「変幻自在なキャリア」を目指す キャリア理論「プロティアン・キャリア」の研究者である法政大学教授の田中研之輔氏が監修し、複業案件やキャリア支援プログラムを提供する事業者・団体と連携してサービスを提供する。
経営者・人事担当者向けレポート
■プロティアン活動指数レポート
複業活動の実施状況を「プロティアンレベル」として3段階に分けて可視化し、社員の複業活動レベルを把握できる。
■コンディションレポート
サービス利用社員の自己申告内容を集計し、複業時間とストレスコンディションを可視化して表示することができる。
■キャリア資産サマリーレポート
独自開発の「プロティアン・キャリア資産アセスメント」で社員のスキルや能力を数値化し、社員が強化すべき方向性を把握することができる。
社員向け複業支援サービス
■プロテア・マイページ
複業活動を簡易にレポートする機能を提供し、複業の予定・実績時間を可視化。また、プロティアン・キャリア理論に基づき、複業で得たキャリア資産スコアを蓄積することで複業活動の効果を可視化できる。
■プロテア・ポータル
リテラシー情報や複業紹介サービスに関する情報など、複業実施のための情報を提供。複業開始前に自身の適性を判断できるように複業体験プログラムなども用意。
■プロテア・メンター
プロティアン・キャリア協会の認定会員や既存のプロテア・メンターによる審査を通じて認定されたプロテア・メンターが、自身の経験などを踏まえ、キャリア自律を支援する。
まとめ
「プロテア」の正式サービス提供は、2021年4月を予定しているがサービスのリリースを記念して5社限定で先行モニターキャンペーンが実施される。複業の促進は、人材育成や優秀な人材の確保などメリットも多いと言えるであろう。
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