アジア太平洋地域の7カ国で仕事に対する意識調査 日本人の仕事への期待値は3年連続最下位
リンクトイン・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表:村上臣)は、アジア太平洋地域の7カ国を対象とした「仕事に対する意識調査2021年版」の結果を発表した。
調査概要
調査名称:仕事に対する期待値調査2021年版
調査会社:独立系市場調査会社GfK
調査期間:2021年1月
調査対象:18~65歳の約10,000人(うち日本は約1,200人)
調査手法:オンライン調査
調査対象国:オーストラリア/中国/インド/日本/マレーシア/フィリピン/シンガポール
日本の仕事への期待値は最下位
今後1年の仕事への期待値調査では「100」を基準得点として仕事に関する期待を数値化。得点が高いほどその市場に暮らす人の評価が高いことを表しているが、日本は「ビジネスチャンスへのアクセスに関する評価」と「障壁を乗り越える困難さ」の項目で最下位となり、全体の平均値でも最下位となった。
経済の見通しに対し悲観的な結果に
「新型コロナウイルス感染症拡大に伴い懸念していること」を調査したところ、アジア太平洋地域全体の20%の人が「健康問題」を挙げた。景気の後退を懸念する声も多く、日本では特に悲観的な結果となった。
また、「人生で成功するために重要なこと」を調査したところ、最も多かったのは「努力すること」であった。日本の2位には「運」がランクインしたものの、世界レベルで「運」は9位であった。日本では他国よりも「運」に頼る傾向が強いことが伺えた。
性別によるチャンスの差を感じる人も
「性別による昇進のチャンスや賃金の差」を調査したところ、「男性の方が女性より昇進のチャンスが多い」と考えている人がアジア太平洋地域全体では36%だったのに対し、日本では46%であった。また、賃金については「男性の方が高賃金」とした回答に男女差が見られた。
日本の女性管理職の割合は低い
「組織の上級管理職における女性の割合」を調査したところ、アジア太平洋諸国と比較して、日本は「所属組織の上級管理職が10%未満」と回答した人が多い結果となった。
まとめ
今回の調査では、調査対象国の中で日本は労働市場における個人の可能性について3年連続最下位となった。人生で成功するために「運」に身を任せる考えの人も多く見受けられ、諸外国との違いが顕著となった。
<PR>