2021年1月〜3月のサイバー攻撃検知レポート 出社率の高まりとともに減少、一方で攻撃の多様化に引き続き注意
株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長 兼 CEO:小池 敏弘)が、二度目の緊急事態宣言下を含む2021年1月から2021年3月末までを対象としたサイバー攻撃検知レポートを発表した。
調査概要
調査期間:2021年1月1日~3月31日
調査対象 :「攻撃遮断くん」、「WafCharm」を利用中のユーザーアカウント
調査方法 :「攻撃遮断くん」、「WafCharm」で観測した攻撃ログの分析
クラウド型WAF「攻撃遮断くん」
Webサイト・Webサーバへのサイバー攻撃を可視化・遮断するWebセキュリティサービス。ディープラーニング(深層学習)を用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural」を活用し、一般的な攻撃の検知はもちろん、未知の攻撃の発見、誤検知の発見を高速に行うとともに、世界有数の脅威インテリジェンスチーム「Cyhorus」により、最新の脅威にもいち早く対応する。
「WafCharm(ワフチャーム)」
パブリッククラウドで提供されている WAFを“AI”と“ビックデータ”によって自動運用することが可能なサービス。AWSとMicrosoft Azureの2大プラットフォームに提供している。機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジンを搭載しており、「攻撃遮断くん」で培った累計1.7兆件以上のビックデータを活用し、ユーザー毎に最適なルールを自動で適用。サイバー脅威情報監視チーム「Cyhorus」により最新の脅威にもいち早く対応する。
2021年1月から3月にかけてのサイバー攻撃検知状況
2021年1月からの3ヶ月間における平均攻撃検知数は前年同期と比較しておよそ2割程度減少し、2020年から2021年にかけて攻撃が減少傾向にあることがわかった。
2度の緊急事態宣言下における検知状況
2度目の緊急事態宣言下では、1sidあたり647件/日の攻撃を検知。1度目の緊急事態宣言時と比較するとおよそ3割程度減少している。しかし、攻撃方法は年々高度かつ多様化しており、サイバーセキュリティ対策は今後一層重要な経営課題になるとみられている。
まとめ
企業のDX化が推進される中、その機を狙うサイバー攻撃も多様化しており、企業には引き続き念入りな対策が求められる。この機に自社の管理状況を今一度見直してみるのも良いのではないだろうか。
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