【新卒1年未満の転職理由ランキング】経験者381人を対象にアンケート調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市/代表取締役:伊藤 陽介)は、新卒1年未満で転職した経験がある381人を対象に「転職理由に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。
調査概要
調査名称:転職理由に関する意識調査
調査対象:新卒1年未満で転職した経験がある人381人(女性254人/男性127人)
調査期間:2021年3月11日~25日
調査方法:インターネットによる任意回答
新卒1年未満で転職した人のうち入社後6ヶ月以内が6割
新卒1年未満で転職した381人に「入社後どれくらいで転職したのか」を聞くと、3ヶ月以内に87人、さらに6ヶ月以内に151人が転職しており、6割以上の人が6ヶ月以内に辞めている。
新卒1年未満の転職理由1位は「人間関係」
次に「新卒1年未満で転職した理由は?」と聞いたところ、最も回答が多かったのはハラスメントやいじめなど「人間関係が悪い」だった。2位以下には「長時間労働・休日への不満」「給与が低い」などがランクインし、「人間関係」も含め、労働環境に不満を持っている人が多いとわかった。
転職の相談相手は「家族・親戚」
続いて「転職について相談した相手」を聞くと、「家族・親戚」が1位、「友人・恋人」が3位で、職場以外の人に相談した人が多いことがわかった。職場の人に相談する場合には、上司や先輩よりも「同期」に相談したという人が多い結果になっている。また、2位には「誰にも相談していない」がランクインした。
新卒1年未満で転職してよかった人は9割
最後に「新卒1年未満で転職してよかったですか?」と聞いたところ、9割以上の人が「新卒1年未満で転職してよかった」と答えている。理由として「新しい職場にスムーズに順応できる」「スキルがなくても第二新卒として採用されやすい」などが挙げられた。逆に、転職して「失敗した」「やや失敗した」と回答した人からは「転職活動が大変だった」「前の職場で、もう少し我慢できればよかった」などの声が寄せられている。
まとめ
採用にかけたコストや労力を考えると、新卒者の離職はできる限り防ぎたいところだ。調査結果をみると、新卒1年未満で転職した理由として「労働環境への不満」が多いことがわかる。労働環境の改善は新卒者のみならず、全ての従業員において離職率を低下させる重要なポイントとなるはずだ。貴重な人材を失ってしまうことのないよう、この機に自社の労働環境を見つめ直してみてはいかがだろうか。
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